浴室ドアは、使用頻度の高い建具であることから、経年劣化によって開け閉めがスムーズにできなくなったり、汚れが目立つようになったりします。
放っておくとドアが閉まらないなどの問題が出てくる可能性があるため、交換を検討している方も多いでしょう。しかし、浴室ドアの交換をどこに頼むべきか悩むことも少なくありません。
そこで今回は、浴室ドアを交換するときの業者の選び方や費用相場などを解説します。
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浴室ドアの交換方法
まずは、浴室ドアの交換方法を見ていきましょう。
アタッチメント工法
アタッチメント工法は、最もコストを抑えやすい浴室ドアの交換方法です。
壁の工事が不要であり、新たにアタッチメントを取り付けて浴室ドアを交換するため、施工が簡単で費用を抑えやすい工法となります。しかし、古いドア枠がそのまま残ることや、ドアがひと回り小さくなるなどのデメリットがあります。
カバー工法
カバー工法は、ドア枠をそのまま残し、上から新しいドア枠とドア本体取り付ける方法です。
丸ごと交換するよりもコストや時間がかからないうえに、開き戸から折れ戸といったようにドアの形状を変えられることがメリットです。ただし、既存のドア枠を覆うため、従来の浴室ドアよりもひと回り小さくなるうえに、段差ができてしまうことが注意点です。
段差を解消することも可能ですが、プラスで費用がかかる可能性があるため打ち合わせのときに確認しておきましょう。
ドアごと交換
浴室ドアを丸ごと交換する方法は、見た目や劣化をリセットできますが、最も費用がかかりやすい方法となります。
ドア本体とドア枠を取り外すため、壁や壁紙の補修が必要になり、時間やコストがかかります。ただし、アタッチメント工法やカバー工法とな異なり、ドアがひと回り小さくならないことが特徴です。
浴室ドア交換の依頼先
浴室ドアの交換はDIYで実施するのがむずかしいため、業者に依頼するのが一般的です。
では、どのような依頼先があるのか見ていきましょう。
ホームセンター
浴室ドアを好悪間するときは、ホームセンターに依頼するのが選択肢の一つです。
- CAINZ Reform
- KOMERIリフォーム
- コーナンリフォーム
- ビバホーム リフォーム&デザインセンター
上のとおり、大手ホームセンターなどでは浴室ドアの交換に対応しているため、交換する浴室ドアをホームセンターで購入し、そのまま交換まで対応してもらえます。
リフォーム業者
浴室ドアだけでなく、家全体のリフォームに対応しているリフォーム業者に依頼する方法もあります。
リフォーム業者のホームページに掲載されている施工実績などから、浴室ドアの交換実績があれば安心して依頼できるでしょう。また、浴室ドアの交換だけでなく、家全体のリフォームを検討している場合にも適した依頼先であるといえます。
メーカー
現状の浴室ドアのメーカーを調べて、メーカーのホームページなどから交換を依頼するのもおすすめです。
メーカーの純正ドアを取り付けてもらえることから、品質の高さが期待できます。ただし、ホームセンターやリフォーム業者に依頼する場合と比較して、費用が高くなりやすいことがデメリットでしょう。
また、メーカーに依頼したとしても直接メーカーが対応してくれるケースは少なく、メーカーの子会社や販売店というような関連会社が対応する事が多いです。
信頼できる浴室ドアの交換業者の選び方
ホームセンターやリフォーム業者、メーカーなどに浴室ドアの交換を依頼できることがわかりましたが、業者の選び方に悩む方もいるでしょう。
ここでは、信頼できる浴室ドア交換の業者の選び方を解説します。
交換方法を提案してくれる
浴室ドアの交換方法は複数あり、予算やドアの状態から交換方法を提案してくれる業者は信頼性が高いといえます。
たとえば、ヒアリングを丁寧に行わずに、交換費用が高くなりやすいドアごと交換する方法を提案してくる業者は、顧客目線よりも利益を優先していると考えられます。
そのため、状況に応じて柔軟に交換方法を提案してくれる業者なら、安心して工事を任せやすいでしょう。
メーカーとつながりがある
業者選びに迷ったときは、ドアサッシのリフォームに特化した業者を選ぶのもおすすめです。ドアサッシのリフォームに特化している分、取り扱っているメーカーや製品数が多いうえに、メーカーと直接つながっていることが多いため費用を安く抑えられることがあります。
業者を選ぶときは、これまでの施工実績などから、どのようなリフォームが得意なのか、相見積もりをとって施工費用を比較するなどして、優良業者を見極めるようにしましょう。
浴室ドアの交換を業者に依頼するときの費用相場
最後に、浴室ドアの交換を業者に依頼するときの費用相場を解説します。
【部分的な浴室ドアのリフォーム費用の相場】
ドアノブの交換 | 10,000~20,000円+交換部品代 |
アクリルパネルの交換 | 20,000~30,000円 |
ドアパッキンの交換 | 4,000~6,000円 |
【浴室ドアのリフォーム費用の相場(折れ戸の場合)】
アタッチメント工法 | 30,000~70,000円 |
カバー工法 | 60,000~90,000円 |
ドアごと交換する方法 | 80,000~120,000円 |
上の表のとおり、ドアごと交換する場合は最も費用が高くなりやすいといえます。浴室ドアの交換といっても、アタッチメント工法やカバー工法などの選択肢があるため、予算に応じて最適な方法を選ぶのがおすすめです。
まとめ
今回は、浴室ドアの交換方法と、交換をどこに依頼するのかについて解説しました。
浴室ドアは使用頻度の高い建具であるため、経年劣化によって開け閉めがしにくくなったり、きちんと閉まらなくなったりすることがあります。
その際、ホームセンターやリフォーム業者、メーカーなどに依頼すると、交換に対応してもらえます。ただし、優良業者を見極めることが大切であるため、今回紹介したポイントを参考に、依頼先を慎重に選びましょう。
ぜひ今回の記事を参考に、浴室ドアの交換を進めてみてください。
>この記事の担当者(執筆/監修)<
株式会社スマイクリエイト代表取締役/1972年5月 福岡県生まれ
・賃貸不動産経営管理士<登録番号(1)057435>
・三協アルミ(一新助家)加盟店
20代の頃は、水道メンテナンス業務を約6年経験、2003年(31歳)に老舗サッシ屋に入社。ガラス・サッシ・ドアの修理リフォーム業務に従事。その間、アパート2棟を新築、建築から修理まで住宅について様々な体験を通じ知識の習得、キャリアを積んでいく。
2019年5月にネット集客に特化したサッシ・ガラス屋ビジネスを創業。ネット集客ができる強みを生かし、集客から施工まで一貫して自社完結できるビジネスを成立させる。この事により、お客様へ、お得な料金、安心した修理リフォームサービスを提供できる仕組みを構築した。
より一層の顧客満足・従業員満足・社会貢献を目指し、トライ&エラーの毎日を奮闘中。