玄関網戸について、このような悩みはありませんか?
「玄関網戸の種類は?」
「玄関網戸を取り付けるメリットや注意点は?」
「玄関網戸の設置を業者に依頼する費用相場は?」
玄関網戸は人気の高い製品ですが、いくつかの注意点もあるため「換気が便利になるから」という理由だけで設置を決めてしまうのには注意が必要です。
とはいえ、そもそも玄関網戸にはどんな種類があって、どんなメリットや注意点があるのか知らないという方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、玄関に網戸を取り付けるメリットや注意点、業者に依頼するときの費用相場について詳しく解説します。
菊池市の網戸屋、窓店(マドミセ)では、玄関網戸や窓の網戸の修理、新規作製、交換などに対応しています。詳細はこちらから!
玄関網戸の種類
玄関網戸の種類は以下の通りです。
- プリーツ網戸
- ロール網戸
- 折りたたみ網戸
それぞれの種類について、以下で詳しく解説します。
玄関網戸の種類①:プリーツ網戸
プリーツ網戸は、アコーディオン式網戸とも呼ばれ、ジャバラ式に折りたたんで収納するタイプの網戸です。
玄関網戸の種類②:ロール網戸
ロール網戸は、引っ張ることで自動で収納できるタイプの網戸です。
玄関網戸の種類③:折りたたみ網戸
折りたたみ網戸は、主に二つ折りにして収納するタイプの網戸です。
玄関に網戸を取り付けるメリット
玄関に網戸を取り付けるメリットは以下の通りです。
- 通風性が高くなる
- 小さな虫が入ってこない
- 外からの視線が気にならない
- 子どもやペットが外に出るのを防ぐ
- 後付けすることができる
それぞれのメリットについて、以下で詳しく解説します。
1.通風性が高くなる
玄関に網戸を設置することで、家中の換気を効果的にすることができます。
部屋の換気をするときは、2箇所以上風の通り道を作ってあげると効果的に換気することができますが、玄関ドアを開けて風の通り道を作ると通風性が非常によくなるため、家中の換気をすることができるようになるのです。
玄関ドアに網戸が付いてないと、なかなか全開にして換気することはできませんが、網戸があれば気にすることなく換気することができるでしょう。
また、玄関は家の中でも湿気が溜まりやすい場所ですので、定期的に換気しないと玄関にカビが生えるだけでなく、靴の中にカビが生えるなどのトラブルが発生することがあります。
2.小さな虫が入ってこない
玄関に網戸がないまま換気してしまうと、コバエや蚊といった小さな虫が入ってきてしまいますが、網戸があれば防ぐことができます。
玄関ドアを開けて換気しない大きな理由となっているのが、虫が入ってきてしまうことですので、それを防げることは大きなメリットです。
3.外からの視線が気にならない
人通りの多い道路に玄関が面している場合や、住宅街にある玄関などを開けっぱなしにしてしまうと、部屋の中が丸見えになってしまうため抵抗のある方も多いですが、暗めの網戸を玄関に設置することで、外からの視線を気にしなくて大丈夫になります。
網戸を通した視界の良さはメッシュと呼ばれる網戸の網目のサイズによって決まるため、よりメッシュが小さい網戸を選ぶことで外からの視線が気にならないようになるでしょう。
4.子どもやペットが外に出るのを防ぐ
子どもやペットがいるご家庭において、玄関ドアを開けっぱなしにしてしまうと、勝手に外に出て行ってしまいトラブルになるリスクがありますが、網戸を設置することでそのようなリスクはなくなります。
ただし、子どもやペットが網戸がないと思ってぶつかってしまう危険性もあるため、網戸があるからといって安心し切るのには注意が必要です。
5.後付けすることができる
玄関網戸は、玄関の内側に枠を取り付けることが主流であるため、大掛かりな工事が必要なく、後付けすることができます。
そのため、普段生活していて玄関網戸が必要だと思ったときに設置を検討することができるのです。
玄関に網戸を取り付けるときの注意点
玄関に網戸を取り付けるときの注意点は以下の通りです。
- 防犯性が低くなる
- 防音性が低くなる
- 定期的に掃除する必要がある
- マンションでは設置できないことがある
それぞれの注意点について、以下で詳しく解説します。
1.防犯性が低くなる
玄関ドアを開けて換気してしまうと、防犯性が低くなるため注意が必要です。
たとえば、空き巣犯が昼間に狙う住宅を吟味している場合、玄関を開けっぱなしにしている家は防犯対策がしっかりしていないと判断されてしまう可能性もありますし、家の中の構造を見られてしまう危険性もあります。
そのため、玄関を開けて換気するときは、防犯性の高さをアピールするためにも鍵付きの玄関網戸を設置したり、防犯カメラ、防犯ライトなどを取り付けていると安心です。
2.防音性が低くなる
玄関を開けっぱなしにすると防音性が低くなるため、テレビの音や会話の声、階段の上り下りの音など、さまざまな音が外に漏れてしまいます。
3.定期的に掃除する必要がある
玄関網戸は室内に設置することが多いですが、それでも汚れが溜まってしまうため、定期的な掃除が必要となります。
掃除せずに放置してしまうと、カビが生えたり、虫が湧いたりする原因になってしまいます。
4.マンションでは設置できないことがある
マンションにおける玄関ドアは、火災が発生した際の防火扉として位置付けられているため、換気の際でも開けっぱなしにすることは禁止されています。(参照:総務省消防庁「特定共同住宅等の位置、構造及び設備を定める件」)
このような理由から、マンション自体の規約では玄関網戸の設置が禁止されていない場合であっても、そもそも換気することができないため、設置しても意味がなくなってしまうのです。
また、マンションの廊下は共用部であるため、住民が通りにくくなったり、大きい荷物を運べなくなってしまうため、換気は控えるようにしましょう。
玄関網戸の取り付けを業者に依頼するときの費用相場
玄関網戸の取り付けを業者に依頼するときの費用相場は、本体価格と設置費の合計で5万円〜10万円ほどです。
玄関網戸の種類やオーダーメイドの有無などによっても費用は大きく異なりますが、ロール網戸とプリーツ網戸の費用相場は安く、折りたたみ式網戸の費用相場が比較的高い傾向にあります。
玄関網戸はDIYでも取り付けられる?
玄関網戸はDIYで取り付けることは可能ですが、寸法に1mmでも狂ってしまうと網戸としての効果を発揮しないため、業者に取り付けを依頼するほうが安心です。
まとめ
本記事では、玄関に網戸を取り付けるメリットや注意点、業者に依頼するときの費用相場について詳しく解説しました。
玄関網戸は非常に便利な製品ですので、設置する住宅も増えていますが、防犯面やお手入れ面での注意点を知っておかないと、設置してから後悔してしまうこともあるでしょう。
また、少しでも設置費用を抑えようとDIYで設置する方もいますが、網戸は少しでもスキマが開いてしまうと効果がなくなってしまうため、DIYではなく専門業者に依頼すると安心です。
ぜひ本記事を参考にして、後悔のないように玄関網戸を設置してみてください。
>この記事の担当者(執筆/監修)<
株式会社スマイクリエイト代表取締役/1972年5月 福岡県生まれ
・賃貸不動産経営管理士<登録番号(1)057435>
・三協アルミ(一新助家)加盟店
20代の頃は、水道メンテナンス業務を約6年経験、2003年(31歳)に老舗サッシ屋に入社。ガラス・サッシ・ドアの修理リフォーム業務に従事。その間、アパート2棟を新築、建築から修理まで住宅について様々な体験を通じ知識の習得、キャリアを積んでいく。
2019年5月にネット集客に特化したサッシ・ガラス屋ビジネスを創業。ネット集客ができる強みを生かし、集客から施工まで一貫して自社完結できるビジネスを成立させる。この事により、お客様へ、お得な料金、安心した修理リフォームサービスを提供できる仕組みを構築した。
より一層の顧客満足・従業員満足・社会貢献を目指し、トライ&エラーの毎日を奮闘中。