熊本市中央区で施設の大板ガラスの交換を行った施工実績となります。ガラスの厚みが10ミリもあるガラスです。FL10(透明ガラス=フロートガラス)横幅(W寸法)2060×高さ(H寸法)1720のサイズとなりますので重量は88.58キロです。
ガラス重量の計算式は、横のサイズ(2.06)×高さサイズ(1.72)×厚み(10)×比重(2.5)=88.58
と言う公式になります。今回は4人で現場に入ってガラス交換を行いました。ご興味のある方は続きをご覧ください。
熊本市中央区でガラス交換工事を行った施工写真です。
【ガラス交換前の写真】
現調時にプラダンで養生をしました。10ミリの厚みがあるので養生はプラダンで十分です。そう簡単には割る事も出来ませんしFIXなので少し割ったぐらいでは中に侵入する事もできません。アップで見るとこの様な感じで割れています。
割れているスグ隣に白っぽい縦のラインの様なものが確認出来ると思いますが、ガラスとガラスの間にコーキングが充填されている接続部分になります。一番最初の写真の白ラインから白ラインまでが1枚のガラスと言う事です。
【施工中の写真】
では早速ガラスの交換を行っていきましょう。
ガラスを交換するには既存のガラスを取り外さなければなりませんが、既存ガラスを取り外す為に回りに充填されているコーキング(シリコン)四方剥がす必要があります。コーキングはカッターで切る事ができます。ガラス交換を行う場合にはこのコーキングの切り方についても少々コツが必要で、1つの辺に対して2回カッターを入れます。1回目はサッシに当てる様にカッターを入れ、2回目はガラスに当てる様にカッターをいれます。(※もちろん1回目2回目が逆でも大丈夫です)そうする事によりサッシの溝に充填されているコーキングを綺麗に取り除く事が出来るのです。今回がバックアップ材が綺麗にぎっしり詰まっていましたのでカッターで切込みを入れると綺麗に”ズッポリ”取り出す事が出来ました。
全体で10メートル近くあるガラス張りの壁になっていますので、ガラスの継ぎ目、継ぎ目に控え壁が設けられています。控え壁とは壁の補強を行う事が主な役割です。こちらの施設では控え壁も10ミリのフロートガラスが使用されており見た目もクリアでお洒落な造りです。この部分のコーキングも丁寧に剥がして行きます。
四方全てのコーキングを剥が上部と下部に取付けられている押縁を外すとガラスを取り外す事が出来ます。下記画像が押縁の位置です。サッシにもよりますが今回の押縁は取付が浅かったので脱着が楽でした。中にはキツキツで取付けられている押縁もあります。その場合はスクレーバー等を使用して押縁を取り外します。
ガラス用吸盤をガラスに取付けて4人がかりでガラスをサッシから取り外しました。実際には3人いればイケた様な重量感でした。たぶん誰かが重くてだけかはそんなに重くなかったはずです。
はい。大板ガラスを取り外しました。当社のハイエースには乗りませんのでカットして載せました。その時の様子も写真に収めましたのでご覧ください。
これってどれくらい分厚いのか分かりにくいですよね。ガラスの横にべニア板が写っていますが、この厚みが約3ミリです。戸建て住宅の窓ガラスとして一般的に使用されているのが3ミリ厚の透明ガラスなので分厚さの違いがよくわかると思います。
さて、現場はと言うとこんな感じです。ガラスを取り外した状態です。ここに新しいガラスを入れて行きます。
【新規ガラス取付】
新規ガラスを取付けて押縁を戻しさらにバックアップをサッシとガラスの間に詰めました。最後はコーキングを行い完成となります。
コーキングを行う手順は下記5工程です。
1.マスキングを張る部分をしっかり清掃し油脂やホコリ等を落とします。
2.マスキングテープを張ります。
3.コーキング充填。適量のコーキング(シリコン)をサッシの溝に充填して行きます。
4.コーキングカット。ヘラを用いて余分なコーキングを取り除くと同時に仕上げて行きます。
5.マスキングテープの取り外し。
コーキングを行う事でガラスの固定と防水を行う事が出来ます。
【熊本市中央区のガラス交換工事施工完了】
まとめ
いかがでしたでしょうか?熊本市中央区のガラス交換工事完了しました。ガラスの脱着は4名で行い後の作業は3名で仕上げました。朝10時スタートでお昼の14時には完了しました。ご利用頂き誠にありがとうございました!
>この記事の担当者(執筆/監修)<
株式会社スマイクリエイト代表取締役/1972年5月 福岡県生まれ
・賃貸不動産経営管理士<登録番号(1)057435>
・三協アルミ(一新助家)加盟店
20代の頃は、水道メンテナンス業務を約6年経験、2003年(31歳)に老舗サッシ屋に入社。ガラス・サッシ・ドアの修理リフォーム業務に従事。その間、アパート2棟を新築、建築から修理まで住宅について様々な体験を通じ知識の習得、キャリアを積んでいく。
2019年5月にネット集客に特化したサッシ・ガラス屋ビジネスを創業。ネット集客ができる強みを生かし、集客から施工まで一貫して自社完結できるビジネスを成立させる。この事により、お客様へ、お得な料金、安心した修理リフォームサービスを提供できる仕組みを構築した。
より一層の顧客満足・従業員満足・社会貢献を目指し、トライ&エラーの毎日を奮闘中。