ボタン式の鍵について、このような悩みはありませんか?
「ボタン式の鍵が開かない原因は?」
「ボタン式の鍵が開かないときの対処法は?」
ボタン式の鍵は、最新の住宅には使われることは少ないですが、比較的古い住宅ではよく使用されています。
ボタン式の鍵は最新の鍵に比べて耐久性が低いことも多いため、開かなくなってしまうトラブルも多くみられます。
とはいえ、ボタン式の鍵の内部構造を知らない方は、どんなトラブルが起きて開かなくなってしまうのか、どんな対処をすればいいのか分からないという方も多いでしょう。
そこで本記事では、ボタン式の鍵が開かない原因と対処法について詳しく解説します。
最近ボタン式の鍵の調子が悪いと感じる方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
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ボタン式の鍵とは?
ボタン式の鍵とは、内側のボタンを押してドアを閉めるタイプの鍵となっており、円筒錠やボタン錠と呼ばれることもあります。
一般住宅では、トイレや浴室などの水回りに使用されていることが多いです。
ボタン式の鍵は比較的古いタイプの鍵となるため、住宅で使用されている場合は経年劣化によって開かなくなるというトラブルも多くなっています。
円筒錠の鍵が開かない原因
ボタン式の鍵が開かない原因は以下の通りです。
- 経年劣化が起こっている
- 破損・損傷している
- 鍵が閉まっている
- ドアの立て付けが悪くなっている
- 住宅自体が歪んでいる
それぞれの原因について、以下で詳しく解説します。
1.経年劣化が起こっている
一般的に使用されている鍵の耐用年数は10年〜15年ほどと言われていますので、10年以上使用してるボタン式の鍵である場合は、経年劣化を疑うべきでしょう。
経年劣化を起こしている場合、基本的に交換して対処する必要があるため、専門業者に依頼して交換してもらうことがオススメです。
2.破損・損傷している
ボタン式の鍵の内部が破損・損傷している場合、開かないというトラブルが発生しやすいです。
大きな衝撃などによって破損・損傷した場合を除き、経年劣化によっても破損・損傷する場合があります。
ドアを開け閉めするときに緩みや歪みなどを感じた場合、部品が破損・損傷している可能性があるため、早めに交換するなどの対処をしましょう。
3.鍵が閉まっている
ボタン式の鍵はボタンを押し込むだけで鍵をかけることができますが、鍵を閉めたまま扉を閉めてしまうと、鍵がかかった状態になってしまうため、外から開かないというトラブルが発生してしまいます。
内側から鍵がかかっている可能性がある場合は、無理にドアノブを回すなど、力ずくで開けようとしてしまうと、破損・損傷につながるため注意しましょう。
4.ドアの立て付けが悪くなっている
ボタン式の鍵に問題がなくても、ドア自体の立て付けが悪くなっていると開かないというトラブルが発生することがあります。
鍵に問題がなさそうなのに開かないトラブルが起こる場合、ドア本体の蝶番に異常がないかを確認するといいでしょう。
5.住宅自体が歪んでいる
あまり多くはないトラブルですが、地盤沈下や液状化などの問題によって、住宅自体が傾いており、その影響でドアが飽きにくいというトラブルが発生することもあります。
住宅自体が歪んでいる場合、ボタン式の鍵がついているドアだけでなく、住宅すべてのドアが開きにくい状態になるため、原因はわかりやすいでしょう。
ボタン式の鍵が開かないときの対処法
ボタン式の鍵が開かないときの対処法は以下の通りです。
- マイナスドライバーやコインで鍵を開ける
- クレジットカードや定規などでラッチを開ける
- スマホで誰かに連絡する
- ホームセンターなどで鍵を購入する
- 専門業者に修理・交換してもらう
それぞれの対処法について、以下で詳しく解説します。
1.マイナスドライバーやコインで鍵を開ける
ボタン式の鍵が閉まっていて開かない場合、マイナスドライバーやコインのようなもので鍵の凹みを回すことで、外からでも鍵を開けることができます。
ボタン式の鍵は防犯性能が低いため、簡単に開けることができます。
2.クレジットカードや定規などでラッチを開ける
ボタン式の鍵のラッチが壊れている場合、クレジットカードや定規など、ドア枠とドアのスキマに差し込める細さのものを使用することで、ラッチを無理やり開けることができます。
ボタン式の鍵の内部が故障していると、ラッチが正常に動作しなかったり、固くなってしまうことも多いですが、クレジットカードなどを使用することで簡単に開けることができます。
また、ラッチに不具合が生じている場合は、基本的に交換が必要となるということを覚えておきましょう。
3.スマホで誰かに連絡する
ボタン式のドアが開かなくて室内に閉じ込められてしまった場合、スマホがあるのであれば誰かに連絡して開けてもらうようにしましょう。
ボタン式の鍵は他の鍵に比べて耐久性が低いことが多いため、力づくで開けようとすれば開けられることもありますが、ドア本体を傷つけてしまい修理費用が高額になってしまうことがあります。
4.ホームセンターなどで鍵を購入する
ボタン式の鍵に不具合が生じている場合、ホームセンターやネット通販などで鍵を購入して交換することも可能です。
業者に依頼するよりも費用を抑えて交換することができますが、交換する手間もかかりますし、正しく設置しないと鍵としての機能が得られないこともあります。
5.専門業者に修理・交換してもらう
ボタン式の鍵に不具合が生じている場合、専門業者に修理・交換を依頼することがオススメです。
専門業者であれば適切に修理してくれることはもちろん、ドアにマッチした最新式の鍵に交換してもらうこともできます。
玄関ドアがボタン式の鍵の場合はすぐに交換するべき
古い住宅では、ボタン式の鍵が玄関ドアに使用されていることもありますが、防犯性能が低いことから、すぐに防犯性能の高い鍵に交換することがおすすめです。
まとめ
本記事では、ボタン式の鍵が開かない原因と対処法について詳しく解説しました。
比較的古い住宅のトイレや浴室などではボタン式の鍵が使用されていることが多いですが、耐用年数的にもそろそろ不具合が生じているという方も多いのではないでしょうか。
不具合をそのまま放置してしまうと、内部部品の破損や開かなくなるなどのトラブルに発展してしまいますので、不具合が見つかったときに対処することがおすすめです。
また、賃貸でボタン式の鍵が使用されている場合、力づくで開けてしまうとドア本体や壁などが傷ついてしまい、退去時に高額な請求をされてしまう可能性があるため、不具合が見つかったら管理会社や専門業者に相談するようにしましょう。
ぜひ本記事を参考にしてボタン式の鍵が開かないときに正しい愛書をしてみてください。
>この記事の担当者(執筆/監修)<
株式会社スマイクリエイト代表取締役/1972年5月 福岡県生まれ
・賃貸不動産経営管理士<登録番号(1)057435>
・三協アルミ(一新助家)加盟店
20代の頃は、水道メンテナンス業務を約6年経験、2003年(31歳)に老舗サッシ屋に入社。ガラス・サッシ・ドアの修理リフォーム業務に従事。その間、アパート2棟を新築、建築から修理まで住宅について様々な体験を通じ知識の習得、キャリアを積んでいく。
2019年5月にネット集客に特化したサッシ・ガラス屋ビジネスを創業。ネット集客ができる強みを生かし、集客から施工まで一貫して自社完結できるビジネスを成立させる。この事により、お客様へ、お得な料金、安心した修理リフォームサービスを提供できる仕組みを構築した。
より一層の顧客満足・従業員満足・社会貢献を目指し、トライ&エラーの毎日を奮闘中。