玄関ドアの鍵についてこのようなお悩みはありませんか?
「玄関ドアの鍵が引っかかるようになった原因は?」
「玄関ドアの鍵が引っかかったときの対処法は?」
玄関ドアは非常にトラブルの多いですが、正しく対処しないとかえって鍵を痛めてしまうことにつながるので注意が必要です。
そこで本記事では、この様な玄関に起こる鍵のトラブルについて、その原因などを考えてみました。玄関ドアの鍵が引っかかってお困りの方は参考にして下さい。
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玄関ドアの鍵が引っかかる原因
玄関ドアの鍵が引っかかる主な原因は下記の5つです。
・鍵穴にゴミが詰まっている
・鍵穴の経年劣化
・鍵が変形している
・鍵穴の潤滑剤が不足している
・ストライク位置が合っていない
玄関ドアがスムーズに施錠出来ないと、無理やり力で閉めてしまうと言う方もいらっしゃいます。原因が分からないまま力ずくで鍵を抜き差ししてしまうと鍵穴を痛めてしまい対処できなくなってしまうこともあるので、まずは鍵が引っかかっている理由を抑えることが大切です。
それでは、それぞれの理由について詳しくご紹介していきます。
1.鍵穴にゴミが詰まっている
玄関ドアの鍵が引っかかってしまう場合 1つの原因として鍵穴の見えない奥の方にホコリや異物が詰まっている事があります。
屋外にあるドアの鍵穴は排気ガスやホコリなどの空気中に含まれる汚れが鍵穴の中に蓄積しやすくなっているのです。
鍵は非常に精密に作られていますので、このようなゴミが詰まってしまうと鍵との噛み合いが悪くなってしまい引っかかりやすくなってしまいます。
精密に作られている防犯性の高い最新の鍵ほど、鍵穴の中に詰まっているゴミには弱いので、室内の鍵が正常に回るようであれば鍵穴のゴミを疑うといいでしょう。
2.鍵穴の経年劣化
鍵穴には耐用年数と呼ばれる寿命のようなものがありますが、これが10年ほどとされています。
ですので、同じ鍵を10年以上使用していると、製品の寿命からさまざまな不具合が起こるようになってきて、その中のひとつとして鍵が引っかかるようになるのです。
使用してから10年以上経過して鍵が引っかかるようになったのであれば、まずは経年劣化を疑ってみるといいでしょう。
3.鍵が変形している
鍵が引っかかるようになった場合、使用している鍵が変形していたり欠けていたりしている場合もあります。
特に、白銅などが使用されるオリジナルキーではなく、柔らかく加工しやすい真鍮(しんちゅう)が使用されているスペアキー(合鍵)では、知らない間に鍵その物に力が加わり微妙な変形が生じている事も稀にあります。また鍵を道具代わりに使って何かをほじったり、引っかけたりした事があれば、変形している可能性はかなり高まるでしょう。
また、防犯性の高いディンプルキーなどは複製することが非常に難しいので、例えスペアキーとして作成した鍵であっても精密に再現できていない可能性もあります。
ですので、スペアキーを使用していて鍵が引っかかるようになったのであれば、オリジナルキーを差し込んでみて、問題がないのであればスペアキー本体の問題を考えてみましょう。
4.鍵穴の潤滑剤が不足している
鍵穴にはもともと潤滑剤という鍵の滑りをよくする油が付いていますが、何年も同じ鍵穴を使用しているとこの潤滑材が不足していき、結果として鍵の抜き差しで引っかかるようになる事があります。筆者の自宅の鍵も引っかかりが発生しましたが、潤滑剤を噴霧する事で修理が出来ました。数年の間で徐々に鍵が引っかかるようになってきたのであれば、潤滑剤の不足を考えてみましょう。
5.錠と錠受けストライク不一致
鍵は、デットボルトと呼ばれる施錠をする部分とそれを納めるストライクという部分が噛み合って施錠されますが、経年劣化からストライクの位置が次第にズレてしまい、デットボルトとううまく噛み合わなくなることから鍵穴が正常に回らなくなって引っかかるようになります。
ドアを開けた状態であれば問題なく鍵を合わせたり抜けたりするのであれば、ストライクの問題である可能性が高いです。
玄関ドアの鍵が引っかかるときの対処法
玄関ドアの鍵が引っかかるときの対処法は下記の3つです。
・鍵穴を掃除する
・鍵に鉛筆を擦り付ける
・潤滑剤を使用する
正しい対処法をしないとかえって鍵の調子が悪くなってしますので注意が必要です。
それでは、それぞれの対処法について詳しくご紹介していきます。
1.鍵の挿し込み穴を綺麗にする
多くの人は普段、鍵穴を綺麗に掃除する事はないと思います。ただ、鍵の引っ掛かりを感じ不具合が生じる様になると、一度鍵穴内部の清掃を行うと症状が改善する事があります。引っかかりの原因が不明な場合は、まず鍵穴清掃を試みて、それでも上手く行かない場合は次の方法を考える様にしましょう
鍵穴の掃除する方法はエアダスターを鍵穴に吹きかけて鍵穴の中のゴミを吹き飛ばす方法と掃除機で鍵穴の中のゴミを吸い取る方法があります。
鍵に異常がなくても定期的に鍵穴を掃除することで不要なトラブルを防ぐこともできますよ。
2.鍵に鉛筆を擦り付ける
鍵穴専用の潤滑剤が用意できない場合は、ご自宅や職場にある鉛筆を潤滑剤代わりにすると言う方法もあります。
鍵本体に鉛筆の芯を塗ってから鍵穴に何度か抜き差しするだけで潤滑剤の代わりをしてくれるのです。
必要以上に鉛筆の芯を塗った鍵を抜き差ししてしまうと、かえって鍵穴内のトラブルになってしまいます。鉛筆の削りカスが異物となる訳です。鍵穴の滑りが良くなったら鍵を布で拭き取るようにしましょう。
3.潤滑剤を使用する
鍵穴専用の潤滑剤が用意できる場合は、鍵穴の中のゴミを完全に取り除いてから説明書通りに潤滑剤を使用するようにしましょう。
正しく潤滑剤を使用しないと、鍵穴の中で潤滑剤が固まってしまい逆効果になってしまいます。
また、潤滑剤の代用として食用油や金属用の潤滑剤などを使用することも逆効果になってしまいますので絶対にやめましょう。
まとめ
本記事では、玄関ドアの鍵が引っかかる原因とその対処法についてご紹介していきました。
お伝えした通り、玄関の鍵を差し込み、引っ掛かりを感じる様になる原因はいくつか考えられます。鍵は防犯上非常に大切なモノなので造りも非常に繊細です。当然、修理を行うにもそれなりの道具や知識が必要となってきますので、自分で対処するにも限界があります。
正確な原因が分からないまま対処しようとしてしまうと鍵本体を故障する原因にもなってしまいますので、本記事でご紹介した最低限の対処をしても改善されない場合は、速やかに鍵専門業者に修理を依頼することがオススメです。
自分でどうにかしようとして鍵を壊してしまうと、本来の修理費の何倍もの費用になってしまう場合もありますので、無理やり治そうとすることは絶対にやめましょう。
ぜひ本記事を参考にして、玄関ドアの鍵が引っかかってしまったときに正しい対処をしてみてください。
>この記事の担当者(執筆/監修)<
株式会社スマイクリエイト代表取締役/1972年5月 福岡県生まれ
・賃貸不動産経営管理士<登録番号(1)057435>
・三協アルミ(一新助家)加盟店
20代の頃は、水道メンテナンス業務を約6年経験、2003年(31歳)に老舗サッシ屋に入社。ガラス・サッシ・ドアの修理リフォーム業務に従事。その間、アパート2棟を新築、建築から修理まで住宅について様々な体験を通じ知識の習得、キャリアを積んでいく。
2019年5月にネット集客に特化したサッシ・ガラス屋ビジネスを創業。ネット集客ができる強みを生かし、集客から施工まで一貫して自社完結できるビジネスを成立させる。この事により、お客様へ、お得な料金、安心した修理リフォームサービスを提供できる仕組みを構築した。
より一層の顧客満足・従業員満足・社会貢献を目指し、トライ&エラーの毎日を奮闘中。