ドアの下が擦れて当たるときにこのようなお悩みはありませんか?
「ドアの下が擦れて当たる原因は?」
「ドアの下が擦れて当たるときの対処法は?」
ドアを長く使用しているとドアの下に擦れて当たってしまったり、ドア全体がズレてしまいうまくドアが閉まらないという症状が見られることがありますが、そのまま放置してしまうとドアとドア枠を接続している蝶番が壊れてしまったり、ドアの擦れている部分のコーティングが剥がれてしまい木材の腐食の原因になってしまうこともあるため、早めの対処が必要になります。
しかし、そもそもドアの下が擦れて当たるさまざまな原因を知らなければ対処する方法も分かりませんし、誤った対処をしてしまうとさらにドアがズレて下に当たるようになってしまうこともあるので注意が必要なのです。
そこで、本記事ではドアの下が擦れて当たる原因と対処法についてご紹介していきます。
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ドアの下が擦れて当たる原因は?
ドアの下が擦れて当たる原因は下記の4つです。
・蝶番(ちょうばん)がズレている
・沓摺(くつずり)が膨張している
・ドア枠や建物が歪んでいる
・ドア全体が経年劣化によって傷んでいる
それぞれの原因について詳しくご紹介していきます。
1.蝶番(ちょうばん)がズレている
ドアの下が擦れて当たる原因としてもっとも可能性が高いのは、ドアとドア枠を接続していてドアの位置を固定する役割のある蝶番がズレていることです。
蝶番は開きドアにはかならず付いている部品ですが、同じ蝶番を長く使用していたりドアの開け閉め以外で強い衝撃などを与えてしまうとズレてしまうこともあります。
また、蝶番の耐用年数は15年〜25年と比較的長く使用できる部品ですが、ドアの性質上開きすぎると蝶番に強い力がかかってしまいますし、ドアノブにかかる重さも蝶番に伝わってしまうため、ドアの開け閉めを雑におこなっているという方は耐用年数よりも前に蝶番がダメになってしまうこともあるでしょう。
2.沓摺(くつずり)が膨張している
沓摺とは、ドア枠の下に設置してある枠のことを指しますが、沓摺の内部が膨張することでドア枠全体がズレてしまったり、床が盛り上がることでドアの下が擦れて当たるという減少になることもあります。
沓摺の内部が膨張することはあまり見られる現象ではありませんが、マンションやアパートといった集合住宅では稀に見られる現象なのです。
沓摺の内部が膨張する原因は実は明確な理由が分かっていませんので対策することは難しいですが、集合住宅で沓摺に異常を感じた場合はすぐに管理会社に連絡しましょう。
3.ドア枠や建物が歪んでいる
木造住宅によく見られる現象として、ドア枠や建物自体が歪んでしまうことでドアを開け閉めしたときにドアの下が擦れて当たることがあります。
築年数の古い建物や地盤が安定していない場所に建っている木造建築などでは建物が傾くことがありますので、床に球体を転がしてみてどちらか一方に転がっていくようであれば建物自体が歪んでいることが原因である可能性が高いです。
建物自体が歪んでいるとドアの下が擦れて当たるという症状では済まず、住居のさまざまな部分に不具合が生じるはずですのですぐにわかるでしょう。
また、建物自体は歪んでいなくてもドア枠の設置作業に不手際があって施工が完璧に行われていない場合は、ドア枠だけが歪んでしまうもしくはドア枠が直角に設置されていないという理由でもドアの下が擦れて当たることがあります。
工事に不手際がある場合は、入居してすぐにドアの下が擦れて当たるようになってしまうので、工事を担当した会社や仲介会社に連絡しましょう。
4.ドア全体が経年劣化によって傷んでいる
ドアの経年劣化が進んでしまうと、さまざまな部分が傷んでしまうことで建て付けが悪くなりドアの下が擦れて当たるということになります。
ドアの経年劣化の中でも、蝶番のネジを差し込んでいる部分が腐ってしまってきていることやドア本体が歪んでしまっているなどのことがドアの下が擦れて当たる原因になることが多いです。
ドア全体が経年劣化によって傷んでしまうと修理することは難しいので、ドア本体を交換する必要があります。
ドアの下が擦れて当たるときの対処法
ここまでドアの下が擦れて当たる原因についてご紹介していきましたが、ご自身でできる対処法は蝶番の調整をおこなうことだけです。
そのほかの原因は専門業者でも難しい作業になりますので、ご自身で対処する難しいくなります。
ただし、先ほどもお伝えした通りドアの下が擦れて当たる大半の原因となるのは蝶番の異常ですので、蝶番を調整することで多くのドアの下が擦れて当たる症状を解消することができます。
それでは、蝶番の高さを調整できるタイプとそうでないタイプの対処法についてみていきましょう。
1.蝶番の高さを調整できるタイプ
蝶番の高さを調整できるタイプは、筒型になっているタイプです。
筒を外すと蝶番の内部を見ることができ、一般的に中央付近にあるネジが「調整ネジ」と呼ばれており、ドアの高さを調整することができます。
調整ネジで高さを調整するときは周りにある固定ネジを外す必要がありますので、ドアの店頭には十分気をつけて作業することが必要です。
2.蝶番の高さを調整できないタイプ
蝶番の高さを調整できないタイプは、いわゆる蝶々のような開き方をしており固定ネジだけで固定されているタイプです。
固定ネジだけで固定されているタイプは古いドアに使用されている場合が多く、蝶番本体ではドアの高さを調整することはできませんが、固定ネジを外して蝶番とドア枠の間に段ボールなど薄い紙を噛ませることでドアの角度を調整してドアの下が擦れて当たることを解消することができることもあります。
まとめ
そこで、本記事ではドアの下が擦れて当たる原因と対処法についてご紹介していきました。
ドアの下が擦れて当たってしまうと床にも傷がついてしまいますし、何より日頃のドアの開け閉めがストレスになってしまいますので、早めに対処することがオススメです。
ぜひ本記事を参考にしてドアの下が擦れて当たることに正しく対処してみてください。
この記事を監修した人
>この記事の担当者(執筆/監修)<
株式会社スマイクリエイト代表取締役/1972年5月 福岡県生まれ
・賃貸不動産経営管理士<登録番号(1)057435>
・三協アルミ(一新助家)加盟店
20代の頃は、水道メンテナンス業務を約6年経験、2003年(31歳)に老舗サッシ屋に入社。ガラス・サッシ・ドアの修理リフォーム業務に従事。その間、アパート2棟を新築、建築から修理まで住宅について様々な体験を通じ知識の習得、キャリアを積んでいく。
2019年5月にネット集客に特化したサッシ・ガラス屋ビジネスを創業。ネット集客ができる強みを生かし、集客から施工まで一貫して自社完結できるビジネスを成立させる。この事により、お客様へ、お得な料金、安心した修理リフォームサービスを提供できる仕組みを構築した。
より一層の顧客満足・従業員満足・社会貢献を目指し、トライ&エラーの毎日を奮闘中。