玄関ドアにガラスは必要か?メリット、デメリットについて考えてみました。

お役立ち記事(ブログ・施工実例)

玄関ドアにガラスは必要なのか?新しく新築予定の方や、玄関ドアのリフォームを検討中の方に向けた内容となります。冒頭の写真は、玄関ドアガラスが割れてしまって、昨日ガラス交換工事を行った現場写真です。この様にガラスが取付けられていると言う事は、それなりのデメリット(リスク)も発生してしまいます。今から玄関ドアを設置・交換する方は、メリットとデメリットを十分の理解した上で、判断をされて下さいね。

熊本県玉名市のガラス屋。ガラス修理交換、サッシ修理交換、玄関ドア修理交換、窓リフォーム、新規網戸作製(新調・取付、修理)、浴室ドア(中折戸)修理交換、ドア修理、ドアノブ修理交換、ドアクローザ交換、雨戸修理交換、窓シャッター取付、内窓取付、窓とドアの事なら窓店にお任せ下さい!

玄関ドアにガラスがある事のメリット

玄関ドアにガラスがあるメリット

玄関ドアのガラスタイプの商品について、一番のメリットは採光ではないでしょうか。玄関ドア回り(室内側)は、比較的暗い印象である事が多いです。玄関ドア回りは壁面造りとなってる事も少なくありませんので、採光の為、玄関ドアにガラスが設けられていると部屋の中をかなり明るくしてくれます。また、デザイン的にもガラスがあるのでないのでは大きく印象が変わって来ます。

玄関ドアにガラスがある事のデメリット

玄関ドアにガラスがあるデメリット

玄関ドアにガラスがあるがために起こるデメリットについて考えて行きたいと思います。玄関ガラスが割れてしまったお客様は、こんなんだったらガラスなんか無かった方が良かったと仰っていましたが、果たして玄関ドアのガラスは何がいけないのでしょうか?

ガラスが割れてしまう

ガラスが取付けられているタイプの玄関ドアでは、ガラスが割れてしまうデメリット(リスク)があります。

・子供が遊んでいてガラスに物が当たって割れた

・玄関から物の出し入れをしていて誤って割ってしまった

・台風や強風の時に物が飛んで来て割れた

この様な予期せぬシチュエーションでガラスは割れてしまいます。火災保険に加入していれば突発的な事故でのガラス割れには保険金が支払われる事もありますので、参考までにご留意下さい。

泥棒に狙われる可能性が・・

泥棒に侵入される可能性が少々高まります。泥棒の侵入経路としては、窓ガラスを破って侵入するケースが多いですが、玄関ドアがガラスタイプであれば、泥棒の目にも留まります。玄関ドアの袖に明り取りのガラスがある場合などはその部分を破られたり、一般的なガラスは意外と簡単に割れてしまいますので注意が必要です。

断熱性を損なう恐れも

ドア等に使用される単板ガラスは、ガラスの厚みが3mm~5mm程度の物が一般的です。住宅の壁や屋根は断熱材も入っていて、外からの熱を遮断したり、空調で快適に調整された室温を外に逃がさない為の断熱性を有しています。一方で単板ガラスは、断熱性について殆ど効果がないとされていますので、せっかく快適に調整しようとエアコンをガンガンつけてみても、玄関ドアのガラス部分から熱が逃げて行く事も懸念点といえます。

玄関ドアのガラスは改善されています!

玄関ドアのガラスは改善

はい。玄関ドアにガラスがある事のメリット、デメリットを考えてみましたが、どの様な印象を受けましたか?かなりデメリットが多いな~と感じませんか?筆者は、玄関ドアの修理や交換を行う業者です。玄関ドアガラスのついて考えを巡らせてみると、玄関ドアガラスのメリットは採光だけか。。と従来品ではあまり特記すべきメリットを思いつきませんでした。

従来品では。。

そう、玄関ドアガラスも年々改善されています。最近の玄関ドアは従来品のドアガラスのデメリットを補う機能も充実しています。

防犯ガラスタイプの商品

防犯性については、ガラスの部分が防犯ガラスタイプになっている商品を選ぶ事が出来ます。防犯合わせガラスと言うガラスを採用する事で、ガラスとガラスの間に特殊フィルムを挟み泥棒がガラスを割って錠(サムターン)に手を延ばすのを阻止してくれます。ガラスに関しては普通のガラスなので割れはしますが、特殊フォルムを貫通する事は容易ではなく、相当な時間をかけないと開け広げる事ができません。泥棒の心理的には時間をかけたくないので、諦めて退散をさせる事を狙った商品となります。

ペアガラスで断熱性も向上

玄関ドアガラスをペアガラスにする事も出来ます。単板ガラスについては、先に説明しました様に断熱性が乏しいです。一方でペアガラスは複層ガラスとも言われるガラスで、ガラスが二重構造になっています。外気と室内の空気を大きく遮る効果が期待できます。ペアガラスは単純にガラスが2枚設置されているのではありません。ガラスとガラスは隠れた部分で密閉されており、ペアガラス内部はアルゴンガスや乾燥空気などが注入されており特殊仕上げが施されています。

玄関ドアを閉めたままでも換気ができる

防犯性を担保した状態で玄関ドアの一部が開き換気をする仕様の商品も販売されています。いままでは明り取りが主なメリットでしたが、その他にも換気がメリットも加わりました。玄関を換気する事で、ジメジメした時期に風通しを良くしたり、気になる臭いも換気によって解消できるメリットがあります。例えばLXIL製の玄関ドアではこちらの様な商品が販売されています。

まとめ

いかがでしたか?本日は、玄関ドアのガラスが必要か?についてメリット、デメリットを考えて見ました。最初は、従来品の玄関ドアについて想定しており、あまりメリットが思い浮かびませんでしたが、最新の玄関ドアを考えて行く中で、玄関ドアにガラスが設置されているデメリット部分がかなり改善されていると確認できました。これから新築を考えられている方や玄関ドアリフォームを検討されている方は、最新機能の玄関ドアガラスタイプを検討する事をお勧めします。明り取り、換気、防犯、断熱性向上の期待が高まります。玄関ドアについて、後悔しない為の1つの材料にして頂ければと思います。

0120-268-270今すぐ電話