勝手口ドアは台所のすぐそばに設置されているドアの事ですね。勝手口はお勝手とも言われ台所を指す言葉です。室町時代あたりから台所を「勝手」という様になり、そこから自由に出入りできる出入口なので勝手口と呼ぶようになった。などいわれています。諸説あるようですが、ま~台所にある出入口、裏口と言う認識は皆さん共通かと思います。
そんな勝手口はちょっと洗濯物を干しに庭に出る時や、ゴミ出しの時に利用するなど日常的に使用する事が多い場所でもあります。
勝手口ドアに不具合が発生すると生活に支障をきたす事もあるので早めの対応をしたいものですね。今回はそんな勝手口ドアが古くなって使用しづらくなったお客様邸で当社が勝手口ドアのリフォーム工事を行った施工実例になります。
うちも勝手口交換やリフォームを考えているけど費用がいくらくらいかかるか知りたい。工事ってどんな感じで行うの?と疑問を持たれている方もこちらの記事をご覧頂き料金相場や施工について理解を深めて頂ければと思います。
勝手口ドア交換工事費込みのリフォーム費用はいくらぐらい?
勝手口ドアのリフォーム費用を見る時に、商品代金と工事代金を分けて見なければなりません。特に相見積もりで複数の見積り書を見比べる時は同一商品、同一工法で見比べないと正確な金額の優劣を検討する事は出来ないです。今回は、勝手口ドアのリフォーム用として人気の採風式勝手口ドアと一般的な勝手口ドアである框ドア、フラッシュドアにつてい参考となる工事費込みのリフォーム費用について掲載しています。

まずは採風式の勝手口リフォームドアから見て行きましょう。
実際に当社で行う時の費用や同業他社の見積り費用のデータから最適化して掲載しています。当社ではLIXIL製のリシェントを主に使用していますがYkkap製のドアリモでもそれ程金額の開きはありません。採風式勝手口ドアリフォーム費用としてもっとも多いボリュームゾーンは20万円~25万円になります。商品のリシェントの場合は、メーカー希望価格が概ね20万円~25万円程度になりますの商品値引きを行った上で工事費用を加算するとメーカー希望価格程度に納まるという感じです。
LIXIL製勝手口リフォームドアはこちらからWEBカタログで金額の確認出来ます。
採風式の勝手口ドアはドア本体部分の上げ下げ窓を開けることにより換気が可能となっています。台所の風通しが良くなるという事で框ドアやフラッシュドアから取替える方も多い商品です。
続いて、勝手口ドアを框ドア、もしくはフラッシュドアに交換した場合はどの程度の価格になるのでしょうか?見て行きましょう。
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框ドアやフラッシュドアは安価なものであれば2~4万円程度で購入する事が出来る為5万~10万円というドア交換という工事にも関わらず低価格でリフォームを行う事が可能です。しっかりした商品をえらべば商品代金が高くなる事と、そもそもリフォーム用ではない商品を使用する事で工事代金が少し割高になる傾向にあります。副資材なども別途必要となるからです。框ドアに関しては中身のガラスやアルポリックが別で必要となるなど表向きの部材代の他に必要な費用も発生してきます。
とはいえ、リフォーム費用が20万円を超える事はあまりなく、框ドアやフラッシュドアで35万円を超える見積りは当社、他社を含め見た事がありません。(あくまでも筆者が見た事ないだけです。恐らくこの価格帯で工事を行っているリフォーム業者も存在すると思います)
ちなみに今回施工実例として掲載している勝手口ドアリフォーム工事は框ドアからフラッシュドアへの取替工事は129,400円でした。
勝手口ドアリフォーム施工実例(框ドアからフラッシュドアへの取替)
もともとは框ドアが取付けられていました。(框ドアってなに?とお思いの方は【框ドアってどんなドア?】アルミサッシ框ドアの交換工事完了。勝手口汎用ドアを屋上に設置しました!で解説しています。)
【施工前の框ドア】

施工前の写真です。ドア中央の中桟から上はガラスで下はアルポリックという極普通の勝手口ドアですね。恐らくは台風の時に飛散防止の為に貼られたのでしょう。養生テープがしっかり貼られていますね。

既存のドア本体を取り外しました。今回の勝手口ドアリフォーム工事もカバー工法で行います。外壁を傷つけない工法なのでコストや漏水のリスクを抑えると同時に工期短縮、騒音やホコリの軽減が期待できます。当社で行うドア工事は9割以上カバー工法です。

既存枠の上から新しいドア枠を被せますので、既存枠も綺麗に掃除をしてゴミや汚れなど極力取り除きます。

新しいドア枠を取付けたら、しっかり位置を決めて新しいドア枠を固定する為に下穴をあけて行きます。アルミ用のドリルやコンクリートドリルなどを使用して適切に作業を進めて行きます。

丁番やドアノブなどの金物と言われる部分は工事の時に取付けます。はじめからドアに取付けられた状態ではありません。

シックでお洒落なフラッシュドアの取付け完了です。良い商品でしたので少々値も張りました。再度は鍵のかかりや建付けの状態をチェックし、お客様に確認して頂き引き渡し完了です。
工事時間は2名作業で約4時間でした!
まとめ
本日は、勝手口ドアのリフォーム工事をするとしたら、その費用はいくらぐらいになるのか?実際に当社が工事を行った現場の工事代金も含めて説明いたしました。また当社や当社以外の見積り金額(お客様へのヒアリングや別業者から提出された見積り書を確認したもの)にて相場の金額を算出し掲載しています。
この記事を書いた人

>この記事の担当者(執筆/監修)<
株式会社スマイクリエイト代表取締役/1972年5月 福岡県生まれ
・賃貸不動産経営管理士<登録番号(1)057435>
・三協アルミ(一新助家)加盟店
20代の頃は、水道メンテナンス業務を約6年経験、2003年(31歳)に老舗サッシ屋に入社。ガラス・サッシ・ドアの修理リフォーム業務に従事。その間、アパート2棟を新築、建築から修理まで住宅について様々な体験を通じ知識の習得、キャリアを積んでいく。
2019年5月にネット集客に特化したサッシ・ガラス屋ビジネスを創業。ネット集客ができる強みを生かし、集客から施工まで一貫して自社完結できるビジネスを成立させる。この事により、お客様へ、お得な料金、安心した修理リフォームサービスを提供できる仕組みを構築した。
より一層の顧客満足・従業員満足・社会貢献を目指し、トライ&エラーの毎日を奮闘中。