キッチンに勝手口の設置を検討するとき、このような悩みはありませんか?
「キッチンに勝手口を設置するメリットは?」
「キッチンには勝手口は必要?」
「勝手口が必要ないキッチンもある?」
キッチンに勝手口を設置する住宅は非常に多いですが、実は意外なデメリットもあるため、設置する必要がないキッチンも存在します。
とはいえ、多くの住宅で勝手口が設置されていることを見ると分かる通り、勝手口にはさまざまなメリットが存在するため、メリットとデメリットを両方理解することが大切です。
本記事では、キッチンに勝手口を設置するメリット・デメリットについて詳しく解説します。
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キッチンに勝手口を設置するメリット
キッチンに勝手口を設置するメリットは以下の通りです。
- 太陽光を取り入れやすくなる
- 換気しやすくなる
- 荷物を搬入しやすくなる
- ゴミ出しがしやすくなる
- 災害時に避難経路として活用できる
それぞれのメリットについて、以下で詳しく解説します。
1.太陽光を取り入れやすくなる
キッチンに勝手口を設置することで、採光量を増やすことができます。
スペースの限られているキッチンには窓が設置されていないことも多く暗くなりがちですが、勝手口を設置することで効果的に太陽光を取り入れることができるのです。
勝手口に使用する窓ガラスのサイズによって取り入れられる太陽光の量も調整することができるため、最適な採光をすることができるでしょう。
2.換気しやすくなる
キッチンに勝手口を設置することで、キッチンで効果的に換気することができます。
キッチンの換気扇だけでは十分に換気できないことも多いですが、勝手口を設置することで風の通り道を作ることができるため、キッチン全体の換気を効果的に行うことができるのです。
3.荷物を搬入しやすくなる
キッチンに勝手口を設置することで、荷物を自宅に搬入しやすくなります。
中でも玄関とリビング、キッチンが遠い設計の住宅は、荷物を玄関から運び入れるだけで一苦労ですが、勝手口を経由することで負担を少なく搬入することができます。
食材をまとめ買いするという方は勝手口があるのとないのでは負担の大きさは明確に異なるでしょう。
4.ゴミ出しがしやすくなる
キッチンでは生ゴミを中心としたさまざまなゴミが発生しますが、キッチンに勝手口を設置することで、ゴミ出しが非常に楽になります。
勝手口がないと生ゴミを持ったまま部屋の中を移動することになるため、中身が漏れないように気をつけたり、壁にぶつけたりしないようにしなくてはいけませんが、勝手口からであればすぐに外に出すことができます。
5.災害時に避難経路として活用できる
キッチンに勝手口を設置することで、地震や火事などのときに避難経路として使用することができます。
勝手口は玄関とは異なる面に設置されることも多いため。玄関から逃げられなくても勝手口から逃げられる場合もあるでしょう。
キッチンに勝手口を設置するデメリット
キッチンに勝手口を設置するデメリットは以下の通りです。
- 防犯対策は欠かせない
- 断熱性能が下がる
- スペースの確保が必要になる
- 設置にコストがかかる
それぞれのデメリットについて、以下で詳しく解説します。
1.防犯対策は欠かせない
勝手口は玄関と比べると防犯性能の低い設備となるため、防犯性の高い鍵やガラスを設置する必要があります。
勝手口は玄関とは異なり目立たない場所に設置されることが多いことから空き巣に狙われやすい場所ということを覚えておきましょう。
防犯対策の基準としては、警視庁が行った調査によって分かった「5分以上侵入に時間がかかると7割ほどの空き巣が侵入を諦める」という基準を参考にすることがおすすめです。
2.断熱性能が下がる
住宅における熱の出入りは窓やドアなどの開口部で行われることが大部分となるため、勝手口を設置することでキッチンの断熱性能が下がってしまいます。
とはいえ、勝手口には断熱性能の高いドアがあったり、断熱性能の高いガラスを使用することで断熱性能を保ったまま勝手口を設置することも可能です。
3.スペースの確保が必要になる
キッチンが狭くスペースが限られている場合、勝手口を設置することでキッチンがより狭くなったり、圧迫感を感じる空間になってしまう恐れもあります。
勝手口を設置する際は、開閉時やキッチン側のスペースについても確認するようにしましょう。
4.設置にコストがかかる
当然ですが、勝手口を設置するためにはコストがかかります。
勝手口の種類や設置するための工事規模にもよりますが、一般的な勝手口を設置するときの費用相場は80万円〜100万円ほどと言われています。
キッチンに勝手口が必要でないケース
勝手口にはさまざまなメリットがあるため、基本的には設置すると便利に活用することができます。
ただし、以下のような場合はキッチンに勝手口を設置する必要がないケースが多いです。
- 玄関とキッチンが近い
- ゴミ捨て場が遠い
- 防犯面に不安がある
- 日当たりが悪い
それぞれのケースについて、以下で詳しく解説します。
1.玄関とキッチンが近い
玄関とキッチンの距離が近い場合は勝手口のメリットが生かしにくいため、設置する必要はないと言えるでしょう。
2.ゴミ捨て場が遠い
勝手口からゴミ捨て場が遠い場合、結局ゴミを運ぶ手間がかかるため、勝手口が必要にならない場合もあります。
とはいえ、勝手口からゴミをすぐ出すことでキッチンに匂いがこもらないことや虫が湧きにくくなるというメリットもあります。
3.防犯面に不安がある
勝手口が人目のつかない場所に設置することになる場合、防犯面から勝手口を設置しない方がいい場合もあります。
4.日当たりが悪い
勝手口を設置する場所がまったく日差しが当たらず日陰になっている場合、勝手口を設置してもキッチンが明るくなる可能性が低いため、明るさを目的にしている場合は設置する必要なハイでしょう。
まとめ
本記事では、キッチンに勝手口を設置するメリット・デメリットについて詳しく解説しました。
キッチンに勝手口を設置するメリット・デメリットをまとめた表は以下の通りです。
メリット | デメリット |
太陽光を取り入れやすくなる換気しやすくなる荷物を搬入しやすくなるゴミ出しがしやすくなる災害時に避難経路として活用できる | 防犯対策は欠かせない断熱性能が下がるスペースの確保が必要になる設置にコストがかかる |
キッチンに勝手口を設置することでさまざまなメリットがありますが、同時にデメリットも存在するため、すべてのケースのキッチンに勝手口が必要かと聞かれれば、必ずしもそうではありません。
そのため、勝手口にどのような機能を求めて設置するのかを明確にして、必要なのかどうかを検討する必要があります。
ぜひ本記事を参考にして公開のないように勝手口の設置を検討してみてください。
>この記事の担当者(執筆/監修)<
株式会社スマイクリエイト代表取締役/1972年5月 福岡県生まれ
・賃貸不動産経営管理士<登録番号(1)057435>
・三協アルミ(一新助家)加盟店
20代の頃は、水道メンテナンス業務を約6年経験、2003年(31歳)に老舗サッシ屋に入社。ガラス・サッシ・ドアの修理リフォーム業務に従事。その間、アパート2棟を新築、建築から修理まで住宅について様々な体験を通じ知識の習得、キャリアを積んでいく。
2019年5月にネット集客に特化したサッシ・ガラス屋ビジネスを創業。ネット集客ができる強みを生かし、集客から施工まで一貫して自社完結できるビジネスを成立させる。この事により、お客様へ、お得な料金、安心した修理リフォームサービスを提供できる仕組みを構築した。
より一層の顧客満足・従業員満足・社会貢献を目指し、トライ&エラーの毎日を奮闘中。