ロール式網戸についてこのようなお悩みはありませんか?
「そもそもロール式網戸とは?」
「ロール式網戸はカビが生えやすい?」
「ロール式網戸にカビが生えたときの対処法」
本記事では、ロール式網戸にカビが生えやすい理由と対処法などについて詳しく解説していきます。
合志市の網戸屋です。ロール網戸やプリーツ網戸の取り付けから、パネル網戸の製作・修理まで、お気軽にご相談下さい。専用ページはここから!
そもそもロール式網戸とは?
ロール式網戸とは、使用していないときは窓のサイドに設置されているスペースに巻物のように収納することのできる網戸です。
使用しないときは窓のサイドのスペースに収納されるため、存在感がまったくなく窓周りの開放感が強くなり、いざ使用するときはワンタッチで網戸を出すことができますし、収納するためもワンタッチで収納することができるため、網戸を出し入れする手間もかからないため非常に人気を集めています。
このようなロール式網戸は一般的に、窓が外側に開く「すべり出し窓」などに使用されることが多いため、トイレや洗面所、お風呂などの水回りに設置することの人気が高いです。
その一方で、幅850mm、高さ1200mm以上の大きな窓には設置することができないため、リビングや寝室の窓には基本的に設置することができません。
ロール式網戸にはカビが生えやすいってほんと?
ロール式網戸は人気の高い網戸ですが、実はカビが生えやすいという大きなデメリットがあります。
もちろん、どんな網戸でもカビが生えてしまうことはありますが、ロール式網戸はカビが生えるさまざまな条件が揃っているのです。
とはいえ、カビが生えないようにしっかりと対策することや、カビが生えてしまったときの正しい対処法を知っていればロール式網戸にカビが生えても問題ありません。
それでは、ロール式網戸にカビが生えやすい理由と対処法についてそれぞれ解説していきます。
ロール式網戸にカビが生えやすい理由
ロール式網戸にカビが生えやすい理由は下記の2つです。
水回りに設置されることが多いから
通気性の悪い状態で収納されているから
それぞれの理由について詳しく解説していきます。
1.水回りに設置されることが多いから
先ほどもお伝えした通り、ロール式網戸はすべり出し窓に設置されることが多く、大きい窓に設置することができないため、一般的にはトイレ・お風呂・台所など、小さなすべり出し窓が設置されていることの多い水回りに設置されることが多いです。
特に湿気の溜まりやすいお風呂場周辺の窓にロール式網戸を設置してしまうと、普段よりも網戸にカビが生えやすくなってしまいます。
ロール式網戸を水回りに設置する場合、何日かに1回は収納スペースから出してあげて乾燥させてあげると、カビが生えにくくなります。
2.通気性の悪い状態で収納されているから
ロール式網戸はサイドのスペースに巻き付けられて収納されることから便利とされていますが、網戸同士がくっついて収納されるため、非常に通気性が悪くカビの生えやすい状況になっているのです。
ですので、冬や梅雨などの網戸を長期間使わない時期にずっと収納したままの状態を維持してしまうと、すぐにカビが生えてしまいます。
このようにカビが生えることを防ぐために、長期間保存する場合は網戸をしっかりと乾燥させてから収納することと同時に天気の良い日には網戸を開いて乾燥させてあげることも大切です。
ロール式網戸にカビが生えたときの対処法
ロール式網戸にカビが生えてしまった場合、網戸の表面を掃除する方法とロール式網戸全体を交換するという2つの対処法があります。
それぞれの対処法について詳しく解説していきます。
カビが生えたときの対処法①:カビを掃除する
カビが生えてそれほど期間が経ってない場合、網戸の表面に生えたカビを取り除くだけで対処することができる場合もあります。
まずはアルコールを網戸全体に吹きかけてからメラミンスポンジなどで網戸表面を傷つけないように優しく擦ることでカビを落とすことが可能です。
ただし、カビが網戸を侵食していて素材がボロボロになっている場合はカビを落としても網戸として使用することができないため、網戸を交換することを検討しましょう。
カビが生えたときの対処法②:ロール式網戸全体を交換する
一般的なスライド式の網戸であれば一部分だけ交換したり、網戸の網の部分だけを交換したりと、部分的な交換をすることができますが、ロール式網戸は複雑な内部構造であるため、交換する場合は収納部分からすべての部分を交換しなくてはいけません。
そのため、一般的な網戸に比べると交換費用が高額になることが多く、また工事時間も長くなってしまいます。
このように、ロール式網戸の交換は非常に金銭面的にも時間的にも不安が大きいので、カビが生えないように日頃のメンテナンスが大切になるのです。
ロール式網戸にカビを生えないようにするコツ
ロール式網戸に関わらず、網戸にカビが生えてしまうことはある程度は仕方のないことですが、それでもカビが生える可能性を極めて低くする方法はあります。
それでは、ロール式網戸にカビが生えないようにするコツをご紹介していきます。
カビが生えないようにするコツ①:天日干しをする
カビは乾燥している場所では発生しないため、天気の良い日には網戸を広げて天日干ししてあげるとカビが生えにくくなります。
また、梅雨などの雨の多い時期は、収納スペースに入れたままだと湿気が篭ってしまいカビが生えやすくなるため、網戸を広げる必要がなくても広げておくとカビが生えにくくなります。
カビが生えないようにするコツ①:定期的にアルコールで掃除する
カビはアルコールに弱いため、定期的にアルコールで掃除するとカビが生えにくくなります。
乾燥させることに加えて定期的にアルコールで掃除することで、カビの発生を限りなく0にすることができます。
まとめ
本記事では、ロール式網戸にカビが生えやすい理由と対処法などについて詳しく解説していきました。
ロール式網戸は確かにカビが生えやすいですが、しっかりと対策をすることでカビが生えずに長く使用することができます。
ぜひ本記事を参考にしてロール式網戸のカビ対策をしてみてください。
>この記事の担当者(執筆/監修)<
株式会社スマイクリエイト代表取締役/1972年5月 福岡県生まれ
・賃貸不動産経営管理士<登録番号(1)057435>
・三協アルミ(一新助家)加盟店
20代の頃は、水道メンテナンス業務を約6年経験、2003年(31歳)に老舗サッシ屋に入社。ガラス・サッシ・ドアの修理リフォーム業務に従事。その間、アパート2棟を新築、建築から修理まで住宅について様々な体験を通じ知識の習得、キャリアを積んでいく。
2019年5月にネット集客に特化したサッシ・ガラス屋ビジネスを創業。ネット集客ができる強みを生かし、集客から施工まで一貫して自社完結できるビジネスを成立させる。この事により、お客様へ、お得な料金、安心した修理リフォームサービスを提供できる仕組みを構築した。
より一層の顧客満足・従業員満足・社会貢献を目指し、トライ&エラーの毎日を奮闘中。