網戸を新しく作製して交換するべきか!?それとも網戸修理でまだ行けるのか!?判断ポイントを考えた。

お役立ち記事(ブログ・施工実例)

網戸について「新しく作製するか?」「まだ修理で行けるんじゃないか?」この様な点について、お悩みの方に向けた記事になります。最近ではドアや外に開く窓用網戸としてプリーツ網戸やロール網戸と言われる網戸もありますが、今回は、パネル網戸についての説明となります。引違いの窓に取付けられており、誰もが目にした事があるであろう 極一般的なアレです。

網戸について修理か交換かを思案されているユーザーの方は参考にご覧下さい。

熊本県合志市の網戸屋です。網戸修理、網戸交換、網戸取り付けなど網戸の事は何でもお気軽にご相談下さい!見積り無料でご対応いたします。玄関網戸や団地用網戸の取り扱いもございます。網戸のお困り事は「窓店(マドミセ)」がしっかり解決いたします!

網戸修理か、網戸交換かの棲み分け

網戸修理(網の張り替え)

まずは、網戸の修理で済むケースと、網戸を交換した方が良いケースについて棲み分けをして行きたいと思います。

網戸修理で済むケース

網戸修理で済むケースは主に次の3つの状態です。

1.網の破れ

網戸の網が破れてしまった場合は、網の張り替えを行う事が出来ます。網が破れて網戸全体を取替える人は殆どいらっしゃいませんので、張替え業者に依頼をするか自分で網を張り替えて修理を行います。

2.動きが悪い

網戸を横にスライドさせる時、引っ掛かった様な動きになったり、網戸レールから網戸本体が落っこちてしまいそうになる事があります。戸車と言われる滑車が劣化している事が殆どで、中には戸車が抜け落ちて何処か行方不明になっている事もあります。基本的には戸車交換を行う事で修理可能です。稀に、網戸用のレール迄破損が拡大している事があります。その場合はレール用補修材を使用してレールの修理も合わせて行わなければなりません。

3.すぐに外れる

戸車の劣化と合わせて、外れ止めが機能していない時は網戸がレールから外れてしまう事があります。外れ止めとは、網戸本体の上部に取り付けられている部品の一つです。網戸を外す時は少し上に持ち上げて網戸レールから本体を浮かせ取り外します。外れ止めは、この浮かせると言う状態を部品によって制御する事で不意に網戸がレールから抜け落ちない様にコントロールしているのです。外れ止めの機能を回復するか、部品を交換する事で修理が出来ます。

網戸交換が必要なケース

次に、網戸交換が必要なケースについても見て行きたいと思います。こちらも以下の3つの状態である場合は網戸交換を検討しなければなりません。

1.フレームが歪んでいる

網戸は縦横にアルミフレームが組んであり、中にビニール製の網が張られている構造です。通常、縦と横のアルミフレームはそれぞれネジ1本で固定されています。その為、長年使用を続けているとアルミの穴が極僅かに広がり、さらにそこから波及し固定ネジの部分が不安定になる事があります。ネジはしっかり締っているのにも関わらずフレームがグラつく状態は修復が難しく網戸交換時期と言えます。

2.アルミの割れ、破損

網戸フレームに対し外部から物が当たるなどの衝突や、錆、腐食によりアルミに割れが発生したり、破損してしまう事があります。リペアで修復できなくもないですが、費用的な面を考慮すると新しく網戸を作り直した方がメリットが大きいと思われます。

3.部品の供給が終了している

網戸の部品が供給されていない場合は網戸本体を交換する方向となります。網や、汎用性の高い戸車は取替を行う事で継続的に修理しながら使用出来ますが、特殊な戸車や、外れ止め、振れ止め等一部の部材は代替品も無く、正規品の供給が終了する10年~15年を目途に修理が困難になります。

網戸修理や網戸交換はどこに頼む?

網戸交換の依頼先

網戸の修理や交換をどこに依頼するば良いのか分からないとお考えの方もいらっしゃいます。基本的にはサッシ屋が専門業者となります。網戸の張り替えや修理、新規で新しく網戸作製や交換は地元のサッシ屋に相談すれば対応してくれるでしょう。

他方、張り替え専門店も最近見かける様になりました。網戸張替、襖張替え、障子張り替えなどを行う”張替え専門店”です。網戸張替のみ依頼する場合は、この様な張り替え店の方が安価に対応してくれるケースもありますので相談してみても良いかと思います。

あと2業者が対応してくれるとおもいますので特徴を整理しました。

便利屋

網戸の張り替えや戸車交換などちょっとした作業を行ってくれます。専門性は低いので、人によって得て不得手があると思った方が良いでしょう。網戸を新しく作製する事は出来ない事が殆どです。

工務店

網戸の張り替えなど簡単な作業は自社で行うケースが多いです。ちょっと面倒な作業や、新規網戸作製などは提携しているサッシ屋に依頼する事になりますので価格的に割高になる可能性が高まります。

網戸修理と網戸交換は結果どちらがお得?

網戸修理、網戸交換の棲み分けはなんとなくわかったものの、網戸は破れているので修理で済みそうだけど、ちょっと網戸の動きも悪いし・・・少し錆びも出ているし・・・。この様な複合的に不具合が発生しているケースも実際にはよくあるケースだと思います。

1つの目安として、使用年数で棲み分けを行うのもアリだと思います。網戸修理や網戸交換を数多く経験した観点で申し上げれば、20年を経過した網戸は、基本的に交換した方が後々お得になる方が多いと感じます。逆に10年以下は修理でも全然OK。15年前後は悩みどころですね。専門家の意見を聞きつつ判断する事になります。

20年を経過した網戸は一部分だけを修理しても他に悪くなっている箇所もあり、すぐにまたその部分の修理が必要になるなど潜在的なリスクが高まると言うのが理由です。

まとめ

網戸修理or網戸交換、このテーマについて色々と考えて見ました。住宅設備の中でも網戸は常に紫外線や雨風に晒されています。外壁や屋根の塗装メンテナンスも10年程度が推奨される程です。ビニール製の網、アルミ製のサッシ(しかも肉厚薄い)なので10年単位でのメンテンスは必須。取替時期も見極めながら大切に使用しましょうね。

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