リフォームでサッシの色を選ぶ際、何色にすべきか悩む方も多いのではないでしょうか。
とくに最近のサッシはさまざまなカラーバリエーションがあり、ポイントを押さえてサッシの色を選ぶことが大切です。
そこで今回は、サッシの色の基本的なカラーバリエーションや色選びのポイントを解説します。
玉名市のサッシ交換、サッシ修理は窓店(マドミセ)にお任せ下さい。各種サッシの色も選べます!
サッシの色のバリエーション
ひとえにサッシといってもさまざまな種類があり、素材ごとに以下のように分けられます。
- アルミサッシ
- アルミ樹脂複合サッシ
- 樹脂サッシ
- 木製サッシ
サッシの種類が異なるからといって、色には関係ないように思えるかもしれませんが、種類によって色の選択肢が変わります。では、サッシの種類ごとにどのような色があるのか、見ていきましょう。
アルミサッシのカラーバリエーション
アルミサッシは従来の住宅では一般的であったでした。しかし、熱伝導率が高く、住宅の断熱性が低くなりやすいことから、最近では採用率が下がっている種類のサッシとなります。
とはいえ、現在でも安価であることなどから採用されるケースもあります。
アルミサッシはアルミ単体を使用しているため、住宅の内側と外側で同じ色の物しか選べません。さらに、木目調のようなナチュラルな風合いを出すことがむずかしいため、基本的な色は黒やブラウン、ホワイト、グレーなどになります。
アルミ樹脂複合サッシ・樹脂サッシのカラーバリエーション
アルミ樹脂複合サッシ・樹脂サッシは、高性能であることから、採用率の高まっている種類のサッシです。
これらのサッシは外側と内側で異なる色を選べるという魅力があり、家の内装と外装に合わせて、自由に色選びができます。さらに、色の選択肢も豊富であり、アルミサッシにある色に加えて、木目調の色も選択可能となります。
ただし、樹脂製の白いサッシは経年劣化によって汚れが目立つことがあるため、定期的なメンテナンスが必要になるでしょう。
木製サッシのカラーバリエーション
木製サッシは名前のとおり、木を素材としていることから、基本的には木目を生かした見た目になります。
ただし、塗装によって色を変えることができるため、木目調のなかでもさまざまな色のバリエーションを楽しめます。なお、木製サッシは家の中と外で同じ色となるため、樹脂製のサッシに比べるとやや自由度は低いと言えるでしょう。
サッシの人気色とカラーイメージ
サッシの種類によって、さまざまな色を選択できることがわかりました。ここでは、人気色をピックアップし、色ごとにどのようなイメージの住宅になりやすいのかを解説します。
白のサッシ
白のサッシは人気色の一つであり、どのような外壁材とも合わせやすいことが特徴です。さらに、白は清潔感があって外壁の色を美しく際立たせる効果があります。
たとえば、グレーの外壁に白を組み合わせると、グレーがやや明るく見えて優しい雰囲気のある外観になります。
黒のサッシ
重厚感やスタイリッシュさを意識した外観を目指すなら、黒のサッシがおすすめです。
黒のサッシも、どのような色の外壁とも相性がよく、とくにモノトーンは人気の組み合わせです。たとえば、白の外壁に黒のサッシを組み合わせると、白の清潔感が際立ってスタイリッシュな印象になります。
また、ブラウンやグレーの外壁などと組み合わせても落ち着いた見た目になるのでおすすめです。
シルバー・グレーのサッシ
シルバーやグレーのサッシは、汚れが目立ちにくいことが特徴です。
また、白や黒の外壁、寒色系の外壁と相性がよく、シンプルでスタイリッシュな印象となるでしょう。たとえば、青やネイビーの外壁にグレーのサッシを組み合わせると、ほどよく抜け感が出てモダンな印象となるのでおすすめです。
ブラウンのサッシ
ブラウンのサッシは、黒のサッシと同様に重厚感のある見た目になりやすいといえます。また、和風の住宅やナチュラルな色合いと相性がよいことから、瓦屋根の住宅などを組み合わせるのがおすすめです。
一方で、寒色系や原色系などと組み合わせると、やや浮いて見えることがあるため、全体のバランスを意識して色選びをするようにしましょう。
木目調のサッシ
木目調のサッシは、ナチュラルで優しい印象になります。
クリーム色やベージュなど、白や黒などの外壁と相性がよく、全体的に落ち着いた雰囲気にしたい方におすすめです。
サッシの色はどのように決める?
サッシの色によって、住宅の印象が大きく変わることから、色選びに悩みがちです。とくに、樹脂サッシを採用するときは、住宅の内側と外側で色を変えられるため、中と外の色を分けて考えるのがおすすめです。
家の外側のサッシの色を決める場合
家の外側のサッシの色を決めるときは、外壁の色に似た色を選ぶのが基本となります。外壁に似た色を選ぶことで、サッシの枠が目立たなくなって失敗しにくいというのが理由です。
しかし、あえて外壁とは異なる色を選択し、アクセントカラーとして取り入れるのも選択肢の一つです。その場合、屋根や玄関扉、外壁の色なども考慮しながら、全体のバランスを意識して色選びをすると失敗しにくくなります。
また、家の外側のサッシは汚れやすいため、汚れの目立ちにくさで色を選ぶのもおすすめです。白のサッシは汚れが目立ちやすいですが、グレーやシルバーのサッシは汚れが目立ちにくいため、こまめに掃除したくないという方は汚れにくさについても意識してみてください。
家の内側のサッシの色を決める場合
住宅の内側のサッシの色を決めるときは、外側と同様にクロスや床に近い色を選ぶのが基本の考え方となります。似た色を選ぶことで、空間全体になじみやすくなるからです。
しかし、家の内装に対して、サッシの色でアクセントを加えたいという場合は、クロスや床とは異なる色を選ぶことも可能です。たとえば、空間全体を白で統一しているのに対し、木目調のサッシを採用すると、ナチュラルな雰囲気をプラスできるでしょう。
このように、家の内側のサッシは内装の一部となるため、デザイン性を考えながら選ぶのがおすすめです。
まとめ
今回は、サッシの色について解説しました。
ひとえにサッシといってもさまざまな素材があり、素材によって色の選択肢も複数あります。リフォームなどでサッシを交換するときは、住宅全体のバランスを意識して、サッシの色を選ぶと後悔しにくいでしょう。
ぜひ今回の記事を参考に、理想的な住まいになるサッシの色選びを進めてみてください。
>この記事の担当者(執筆/監修)<
株式会社スマイクリエイト代表取締役/1972年5月 福岡県生まれ
・賃貸不動産経営管理士<登録番号(1)057435>
・三協アルミ(一新助家)加盟店
20代の頃は、水道メンテナンス業務を約6年経験、2003年(31歳)に老舗サッシ屋に入社。ガラス・サッシ・ドアの修理リフォーム業務に従事。その間、アパート2棟を新築、建築から修理まで住宅について様々な体験を通じ知識の習得、キャリアを積んでいく。
2019年5月にネット集客に特化したサッシ・ガラス屋ビジネスを創業。ネット集客ができる強みを生かし、集客から施工まで一貫して自社完結できるビジネスを成立させる。この事により、お客様へ、お得な料金、安心した修理リフォームサービスを提供できる仕組みを構築した。
より一層の顧客満足・従業員満足・社会貢献を目指し、トライ&エラーの毎日を奮闘中。