浴室開き戸を中折戸に交換しました。(開き戸と中折戸どちらが人気)メリット、デメリット!

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本日は浴室の開き戸を中折れドアに交換した施工実績となります。築年数25年程度の戸建てでもともとはドアノブの調子が悪いという事がきっかけでしたが「家族とも話し合いましたがもう25年程使用していて古いので新しいドアに交換して下さい」と浴室ドアの交換をご依頼して頂く事になりました。浴室ドアの交換は決定ですが、今と同じ開き戸にするか、違うタイプの中折れ戸にするか、家族会議を開かれるという事で、1週間ほどしてお返事を頂く事になりました。

「せっかく新しドアに交換するのだから、別のタイプ、折れ戸に交換して下さい」との事です。

開き戸から折戸へのリフォーム折戸から開き戸へのリフォーム、どちらが人気なのでしょうか?

施工実例と合わせて開き戸と中折れ戸のメリットやデメリットについても考えて行きたいと思います。

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浴室開き戸を中折戸へ交換しました!

既存の開き戸の写真です。こちらのドアを新しい中折戸に交換して行きます。

25年程使用した浴室開き戸。この扉を交換して行きます。

まずは、既存の開き戸を取り外して行きます。今回もカバー工事で行いますので、ドアの丁番部分からドア本体を取り外します。

開き戸を取り外し額縁回りを調整して行きます。

写真正面に写っているのがドア丁番を外した額縁部分です。アルミが白っぽくなって少し腐食しています。25年の歴史を感じますね。開口スペースに新しい折れ戸を取付けて行きますので。不要な部分をカットしたり、綺麗に清掃したり調整して行きます。

段差緩和材を取付け

ドアのカバー工事は下部の枠が納まりにより少し立ち上がる事があります。この様な場合は段差を緩和させるために少し斜めに面をとる様、段差緩和材を取付け足の引っ掛かりが発生しない様に対策を行います。

浴室ドア交換のカバー工事は既存枠の上から新しいドア枠を取付けるので既存枠が見えたらおかしくないの?と思われる方もいらっしゃいますが、基本的には上記の写真の様に、新しい枠と古いドア枠の間はコーキングを打ちますので古いドア枠は殆ど隠れてしまいます。また古いドア枠と新しいドア枠はサッシ色を同じにする事が多いのでそういった意味でも「めちゃくちゃ目立っておかしいやん!!」と言われた事は今までにありません。詳しくは施工担当者に確認して頂ければ詳しく説明します。

浴室中折戸への交換工事完了

上記の写真が施工完了時の写真となります。古かった開き戸がピカピカの浴室中折戸に取り替わりました。工事時間は約3時間です。古いドアや梱包の段ボールなどを車に積み込み、浴室回りを片付けた後にお客様に動作チェックを行って頂きました。今までと違った動きをするので「あ~こう動くのね」と興味しんしんで何度も開け閉めをされました。「大丈夫です。ありがとうございました」これにて工事完了。現場を後にしました!

施工実例は以上となります。続いて、浴室ドアのリフォームを検討中の方に、開き戸と中折戸どちらが良いのかについてそれぞれのメリット、デメリットを考えてみました。判断材料にして頂ければと思います。

開き戸のメリット、デメリット

開き戸のメリットとデメリットについてです。開き戸とは開口部分の左右どちらかに丁番が取付けてありドアノブを操作する事でドアの開閉を行います。

開き戸のメリット

間口の開口スペースを限りなく有効に使用出来ます。介護が必要な方で車いすや介護器具と一緒に浴室に入らなければならない時には開き戸は使いやすいと思います。

また、ドアノブタイプになっていますので施錠も容易に可能です。女性の方など施錠をしたい環境の方はドアノブタイプだと操作に迷う事がないかと思います。折れ戸にも施錠の為のロックは取付けられていますが慣れた方でないと分かりにくいです。不特定多数が使用する浴室(シェアハウスや民泊)やもしかしたらご年配の方も使い慣れたドアノブのロックを好まれるかもしれません。

開き戸のデメリット

戸の部分が弧を描いて開く為、扉の部分がある意味デッドスペースとなります。弧を描く範囲には物を何も置けないと言うデメリットがあります。

浴室ドアノブは容易に施錠できたり使い慣れている一方で水回りという事で壊れやすい側面もあります。ドアノブ内部が錆びて言う事を聞かなくなるのです。浴室という場所がら、衣類を脱いでスマホも持っていないかもしれません。その状態でドアノブが壊れて浴室に閉じ込められたらまさに危機的状態となりますね。

中折戸のメリットデメリット

続いて中折戸のメリットとデメリットについて考えて行きたいと思います。

中折戸のメリット

一番のメリットは扉の開放スペースが極めて省スペースで出入りできるという事です。浴室洗い場に人が入っていても扉の開く範囲は開き戸の約半分です。赤ちゃんや小さな子供と一緒に入浴するシチュエーションでも扉の開閉の度に邪魔になる可能性は開き戸と比べれば遥かに少ないと思われます。

中折戸のデメリット

開き戸のメリットとの比較になりますが、開口スペースに対して、扉が開く間口が狭いです。そのため、体の大きな方や介護が必要な方では使いづらいと思われるかもしれません。

また、ドアに限らず可動する部分は故障するリスクが高まります。折れ戸は中心部分の折れ部分の他、上下のレール部分を滑る戸車やライナーなど経年と共に壊れるリスクがあります。もちろん開き戸も丁番やドアノブがそれに該当しますが、中折戸の方が造りが貧弱なのか良く壊れている印象があります。開き戸は20年程度で交換する案件が多く、折れ戸は15年程度で交換する案件が多い印象です。(修理業者としての経験値です)そもそも永く使用すれば壊れる物なので、それ程のデメリットとは言えませんが一応押さえて行きたいポイントです。

浴室ドアは開き戸と中折れ戸、どちらが人気?

当社でご対応している状況で考えれば、折れ戸タイプの方が一般的に使用(普及)されているケースが多いと思います。開き戸は意外と少なく、折れ戸以外では、むしろ引き戸の方が多いのではないでしょうか。その為、折れ戸から折れ戸への交換を行う事はあっても、折れ戸から開き戸に変更して施工するケースはあまりありません。月に2~3の浴室扉を交換していますので年間20~30現場の実績に基づいています。この中で、折れ戸から開き戸に交換される方は1~3件。

開き戸を折戸に交換される方は3~5件。残りは、折れ戸から折れ戸、引き戸から引き戸、という感じです。

そういった意味ではどちらかと言えば、中折戸の方が人気かな?と思われます。

中折戸の方は、敢えて開き戸を選択する事がなく、開き戸の方は、今中折戸が主流なので、うちもどうせ交換するのなら中折戸にしようかな。。お客様と会話しているとこの様に感じ取れます。

まとめ

いかがでしたか?本日は、浴室開き戸の交換施工実例と開き戸、折れ戸のメリットデメリットなど浴室ドアの交換を検討されている方向けに記事を書きました。以前の浴室ドア交換はドア枠も取り出す工事だったので、”ザ・工事”という大掛かりなものでした。最近の浴室ドア交換はカバー工事(ドア枠を取り出さない工法)で行う業者が大半なので、スマートで簡易的な工事となっています。昔に比べ時間も費用もグッと抑えられていますので、前向きに検討されてはいかがでしょうか。


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