雨戸に防犯効果はある?防犯性を高める効果的な使い方やおすすめアイテムを紹介

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「リフォームで雨戸を付けたいけれど防犯効果があるのかな?」

「雨戸があると空き巣に狙われやすいって聞いたけれど本当?」

など、雨戸の防犯性について疑問を持っている方も多いでしょう。

そこで今回は、雨戸の基本的な役割を解説したうえで、防犯性の有無を解説します。

また、雨戸の防犯性を高める使い方やおすすめのアイテムについても紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

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雨戸の役割

まずは雨戸の基本的な役割を見ていきましょう。

雨戸の役割は大きく2つあり、防火効果と台風対策が挙げられます。一つひとつ詳しく解説します。

防火効果

雨戸は、火災から家を守ることが役割の一つです。

近隣で火災が発生した際、雨戸があることで直接窓ガラスに熱や炎が伝わることを避け、もらい火を防ぐのに役立ちます。また、火花や熱による窓ガラスの破損を防ぎ、家の内部へ火が侵入しにくくすることも可能です。

災害対策

台風や強風が発生した際、雨戸は飛来物から窓を守るのにも役立ちます。

窓ガラスがむき出しだと、屋根材や外壁材、植木鉢などが強風で飛んで来たら破損する恐れがありますが、雨戸があることで被害を最小限に抑えられます。

雨戸に防犯性はある?

雨戸は防火効果や災害対策として有効であることがわかりました。しかし、リフォームなどで雨戸の設置を検討している方の中には、「防犯性」について気になっている方も多いでしょう。

ここでは、雨戸の防犯性について解説します。

雨戸には防犯性がある

結論として、防犯対策につながる可能性があるといえます。

空き巣犯は窓ガラスを割って侵入するケースが多く、雨戸を閉めておくことで窓ガラスを割りにくくなることから防犯効果が期待できるのです。さらに、屋外からの視線を遮れるため、家の中が見えにくくなり、犯罪を未然に防ぐ効果もあります。

使い方によっては防犯性を下げる可能性もある

防犯効果が期待できる反面、使い方によっては空き巣に狙われやすくなるリスクがあるので注意が必要です。

たとえば、雨戸を常に締め切った状態にしていると、長期間留守にしていると思われて空き巣に狙われやすくなるといったケースが挙げられます。後ほど詳しく解説しますが、雨戸の

防犯性を高めるためにはポイントを押さえて使うことが大切です。

雨戸の防犯性を高める効果的な使い方

では、防犯性を高める効果的な雨戸の使い方を見ていきましょう。

鍵をかける

まず、基本のポイントとして、しっかりと鍵をかけることが大切です。

鍵をかけていない状態の雨戸は屋外から簡単に動かせるため、防犯効果が得られません。

日中は雨戸を開ける

晴れた日中など、時間や天候に関係なく雨戸を閉めている家は、留守であることを示唆してしまい、犯罪の標的になりやすいです。実際に、空き巣犯がターゲットにする家は、日中に雨戸が閉まっている家が多い傾向にあります。

反対に、雨の日や夜間に雨戸を閉めているのは不自然ではありません。

つまり、「雨戸が閉まっている=防犯対策ができている」というわけではなく、天候や時間に合わせてうまく開閉することで、防犯対策になるのです。

長期間雨戸を閉めっぱなしにしない

長期間の留守の際も、雨戸をずっと閉めっぱなしにするのは避けましょう。

普段は雨戸は閉まっていないのに、急に長期間閉めっぱなしの状態が続くようになると、留守であることをアピールしている状態となります。

隣人や信頼できる知人に時々雨戸を開け閉めしてもらう、あえて雨戸を閉めずにタイマー付きの電球で家に人がいるように見せるなど、在宅であるように見せる工夫が重要です。

雨戸の防犯性を高めるおすすめのアイテム

雨戸は使い方によって防犯性を高められますが、より効果的な対策をするなら複合的に対策することをおすすめします。

ここでは、雨戸の防犯対策を行うときにおすすめのアイテムを紹介します。

防犯フィルム

防犯フィルムは、ガラスが割れた際の飛散を防ぎ、穴があきにくくなる効果が期待できます。

雨戸と組み合わせることで、雨戸を開ける時間にプラスして窓ガラスを割る時間がかかり、結果的に侵入するまでに時間と手間がるため、空き巣犯が諦める可能性が高くなります。

補助鍵

既存の雨戸や窓ガラスの鍵に加えて、補助鍵を取り付けることも効果的です。

空き巣犯がよく使う手口が、窓ガラスの一部分を割り、割った箇所から手をいれて内側から鍵を開けて侵入するというものです。

しかし、補助鍵があればたとえ窓ガラスが割られても、通常位置の鍵だけでなく、補助鍵も開けなければ侵入できません。そのため、侵入に時間がかかって空き巣犯があきらめる可能性が高まるのです。

なお、ホームセンターなどで購入でき、取り付けも簡単であるため、DIYでの防犯対策にもおすすめです。

まとめ

今回は、雨戸の防犯性について解説しました。

雨戸は災害対策や防火効果が期待できるうえに、住まいの防犯性を高める効果も期待できます。ただし、空き巣が入らないわけではないので注意が必要です。

とくに、常に雨戸を閉めっぱなしにしたり、不在のときだけ長期間閉めたままにしたりすると、かえって空き巣犯に狙われるリスクが高まります。そこで、日中は開けておく、長期間不在にするときは家族や知人に開閉を頼むなど、空き巣犯の心理を理解したうえで対策しましょう。

また、防犯フィルムや補助鍵を付けるなど、いろいろな対策を組み合わせることで、より防犯性を高められます。

ぜひ今回の記事を参考に、雨戸の防犯性について検討してみてください。

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