部屋の防寒対策についてこのようなお悩みはありませんか?
「部屋が寒くなる原因は何?」
「部屋に窓が多いと室温は下がってしまうの?」
「窓にできる防寒対策を知りたい」
冬になるとお部屋が寒くなってしまうため、寒さが厳しい時期は毎日のように暖房を入れたりストーブを焚いたりするという方も多いですが、なかなか部屋が暖まらなかったり、どこからか冷気が侵入してきている感じがしたりと防寒対策に悩まされている方も多いのではないでしょうか。
また、部屋の寒さだけではなく、最近の光熱費の高騰が原因で電気代が以前の数倍になってしまうという方が急増していますが、電気代の大半を占める暖房の効きが悪くなってしまうと余計な電気代がかかってしまう恐れもあります。
つまり、部屋の防寒対策を暖房やストーブに頼るのではなく、できる限り電気を使用することのない防寒対策をすることがこれからさらに大切になるのです。
しかし、今まで暖房に防寒対策を頼りっきりだったという方は、どのような方法で部屋の防寒対策をしていいのか分からないという方も多いのではないでしょうか。
そこで、本記事では部屋の寒さの最大の原因となる窓にできる防寒対策について詳しく解説していきます。
誰でもできる少しの防寒対策で、部屋から逃げる熱の量を大幅に減らすことができますので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
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部屋の防寒対策には窓が最重要
寒さが厳しい時期になってくると、お部屋が寒いと感じることや暖房を入れても効きにくいと感じることは多いですが、部屋の中が寒くなってしまう最大の原因は窓から熱が逃げてしまうことにあるのです。
一般社団法人 日本建材・住宅設備産業協会の「開口部からの熱の出入りは、どのくらいあるのですか?」というレポートによると、室内の暖房の熱が部屋の外に逃げてしまう割合がもっとも高い項目が窓という結果になっています。
熱が逃げる項目の内訳と割合は下記の通りです。
・屋根:5%
・換気:15%
・外壁:15%
・床:7%
・窓(開口部):58%
このように、窓から逃げる熱の割合が5割を超えているため、部屋に窓が設置されている場合の防寒対策は必須ですし、窓が複数箇所設置されている部屋はさらに防寒対策が必要になるのです。
それでは、どのようにして窓に防寒対策をすればいいのかについて解説していきます。
窓にできる防寒対策の方法は?
窓にできる防寒対策の方法は下記の4つです。
・プチプチを窓ガラスに貼る
・窓のスキマを埋める
・遮熱性の高いカーテンに付け替える
・遮熱性の高い窓ガラスに付け替える
それぞれの方法について詳しくご紹介していきます。
1.プチプチを窓ガラスに貼る
窓にできる防寒対策の中でも手軽にできる方法は、窓ガラスにプチプチと呼ばれる緩衝材を貼ることです。
プチプチの中には空気が含まれており、窓ガラスに貼ることで室内と室外の間に空気の層を作ることができますが、このプチプチに含まれている空気が室内と室外の熱の移動を防いでくれるため、室内の暖かい空気を外に逃すことや室外からの冷気が部屋の中に侵入することを防いでくれます。
プチプチはECサイトのダンボールに緩衝材として入っていたり、100均などでも売られていますので探してみてください。
また、プチプチの代わりに断熱シートという防寒アイテムを使用することでさらに効果的な防寒対策をすることもできます。
2.窓のスキマを埋める
最近の窓は気密性が高いものが多いため完全に締め切っていれば雨や空気が入ることは少ないですが、建て付けが悪くなってきたり、古いタイプの窓を使用していると気密性が高くないことも珍しくありません。
窓を締め切っていてもスキマが生じてしまうと、外の冷たい空気を室内に取り込んでしまうとともに室内の暖気を外に逃してしまうことがあります。
そこで効果的な防寒対策方法は、窓と窓サッシの間にスキマテープなどで塞ぐことです。
このようにスキマテープなどで窓のスキマをなくすることで室内の暖気を逃すことがないですが、それでも不十分と感じる場合は、厚手のボードやプラスチックボードを窓枠全体にはめることで二重窓のような形になってさらに熱を逃しにくくなります。
3.遮熱性の高いカーテンに付け替える
最近は遮熱性の高いカーテンがさまざまな価格帯で販売されていますが、高い遮熱性の効果を持っているカーテンに付け替えることで防寒対策になります。
一般的には厚手の断熱カーテンの方が効果が高いですが、カーテンと壁のスキマに空間ができてしまうと冷気を取り込んでしまうため、しっかりと壁に付けるようにカーテンを設置しましょう。
4.遮熱性の高い窓ガラスに付け替える
窓ガラスに使用されているガラスの種類は「単層ガラス」と「複層ガラス」に大きく分けることができますが、「複層ガラス」のほうが断熱性・遮熱性に優れているため、防寒対策に効果的な機能性のある窓ガラスに付け替えることも防寒対策のひとつです。
複層ガラスは板ガラスを複数枚に重ねた構造をしており、板ガラスと板ガラスの間に乾燥空気やガスが使用された中間層が作られているため、非常に防寒対策に効果的になります。複層ガラスには「Low-eガラス」という更に高性能なガラスもあり既存のガラスとの取替も可能です。
防寒性に優れた複層ガラスに付け替えるだけで、今まで寒かった部屋を暖かくしてくれる効果があるのです。
まとめ
本記事では部屋の寒さの最大の原因となる窓にできる防寒対策について詳しく解説していきました。
お伝えした通り、お部屋が寒いと感じる最大の原因となる部分が窓ガラスからの冷気の侵入および室内の暖気の流出ですので、防寒対策としてまずは窓ガラス周辺の問題に対処することが大切になります。
窓ガラスにできる防寒対策は簡単なものから業者に依頼する必要のあるものなどさまざまですが、もっとも効果が高い防寒対策は遮熱性・断熱性の高い窓ガラスに付け替えることでiので、簡単にできる防寒対策でもの足りなさを感じたのであれば窓ガラスの付け替えを検討してみるといいでしょう。
ぜひ本記事を参考にして窓ガラスにできる防寒対策を抑えて、部屋の中を暖かく保てるようにしてみてください。
この記事を監修した人
>この記事の担当者(執筆/監修)<
株式会社スマイクリエイト代表取締役/1972年5月 福岡県生まれ
・賃貸不動産経営管理士<登録番号(1)057435>
・三協アルミ(一新助家)加盟店
20代の頃は、水道メンテナンス業務を約6年経験、2003年(31歳)に老舗サッシ屋に入社。ガラス・サッシ・ドアの修理リフォーム業務に従事。その間、アパート2棟を新築、建築から修理まで住宅について様々な体験を通じ知識の習得、キャリアを積んでいく。
2019年5月にネット集客に特化したサッシ・ガラス屋ビジネスを創業。ネット集客ができる強みを生かし、集客から施工まで一貫して自社完結できるビジネスを成立させる。この事により、お客様へ、お得な料金、安心した修理リフォームサービスを提供できる仕組みを構築した。
より一層の顧客満足・従業員満足・社会貢献を目指し、トライ&エラーの毎日を奮闘中。