最近の新築住宅には網戸がないケースが多いということをご存知でしょうか。一般的に当たり前のように窓には網戸が設置されているため、新築住宅にも網戸が設置されていることが当たり前だと思っている方も多いです。そのため、しっかりと新築住宅の網戸事情について知っておくことが大切なのです。そこで本記事では、最近の家に網戸がない理由や設置する方法、費用相場などについて詳しく解説します。新築住宅に網戸がない理由を知りたいという方や新築住宅に網戸を設置したいと考えている方はぜひ最後まで読んでみてください。
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最近の家に網戸がないのはなぜ？
一般的なイメージとしては住宅の窓には必ずと言っていいほど網戸が設置されていますが、最近の建売住宅には網戸が設置されていないことも多いのです。網戸は室内に虫が侵入してこないためにも重要な役割を果たしますが、最近の考え方として網戸は住宅に最低限必要な設備として認識されていないことが大きな理由となっています。そのため、新築の一戸建て住宅には網戸が設置されていないことも多く、網戸が必要な場合は後から自分で設置を手配したりオプションで設置するため追加費用がかかってしまうのです。このように、最近の家には網戸がもとから設置されていないこともあるため注意が必要なのです。
新築に網戸を設置しないケース
先ほどもお伝えした通り、網戸は住宅において必要最低限な設備ではないという考え方もあるように、あえて網戸を設置しない選択をする方も実は多いのです。その理由としては「網戸がなくても困らない」「室内に網戸を設置したい」「住宅の景観が損なわれるのが嫌だ」などが挙げられます。中でも景観が損なわれるのが嫌だという理由で網戸を設置しない選択を取る方が増えています。このように、あえて網戸を設置しないという方が多くなっていることも要因のひとつとなって新築に網戸が設置されていないことも多くなっているのです。とはいえ、まったく換気しないということは生活するうえで少ないことが多いため、網戸を設置しない場合であっても網戸の代用となるものを設置することが一般的です。具体的には室内に設置するタイプの装飾網戸を代替品として設置することが多いです。
網戸のない新築住宅に網戸を設置する方法
網戸のない新築住宅に網戸を設置する主な方法は以下の通りです。
- オプションで専門業者に設置してもらう
- 工務店などに依頼する
- DIYで設置する
それぞれの方法について、以下で詳しく解説します。
1.オプションで専門業者に設置してもらう
新築住宅を購入するタイミングでオプションとして専門業者に依頼して網戸を設置してもらうこともできます。専門業者に依頼することでメーカー純正の網戸を取り付けてもらうことができます。大手サッシメーカーのYKKAP・三協立山アルミ・LIXILの純正の網戸を設置してもらいたいという方や、自分で網戸を設置する手続きをするのが面倒と感じる方はオプションで網戸を設置してもらうことがオススメです。
2.工務店などに依頼する
網戸の設置は工務店やガラス店など、網戸や窓サッシ、窓ガラスの取り扱いがある業者にも対応してもらうことができます。このような地域密着型の業者に依頼することでオプションで網戸を設置するときに比べると費用を抑えられる可能性が高いですが、業者によっても大きく費用が異なり、また業者によっては網戸の設置を引き受けていない場合もあるため、事前に相談することと相見積もりを取ることは欠かせません。
3.DIYで設置する
新築の住宅に網戸を設置する場合、DIYで自分で設置する方法がもっとも費用を抑えることができます。網戸を設置する方法は難しいイメージを持っている方も多いと思いますが、最近ではマグネット式の網戸やマジックテープの網戸、室内に設置するプリーツ網戸やロール網戸などの装飾網戸など、さまざまな種類の網戸を選ぶことができるため、DIYが苦手だという方でも簡単に網戸を設置できるのです。また、室内に設置するタイプの装飾網戸を設置する場合、スライドドアだけではなく上げ下げ窓や玄関など、一般的には網戸が設置できない場所にも設置することもできますし、室内に網戸を設置するため住宅の景観を損なう心配もありません。
新築に網戸を設置するときの費用相場
先ほどもお伝えした通り、新築に網戸を設置するときの必要は業者に依頼する場合とDIYで設置する場合によって大きく費用相場は異なります。業者に網戸の設置を依頼する場合は1枚あたり8,000円〜13,000円ほどが費用相場となっており、メーカー純正の網戸を設置すると費用が高くなる傾向にあります、一方でDIYで網戸を設置する場合は設置する網戸によっても費用が大きく異なるため明確な費用相場はありませんが、簡易的な網戸であれば1枚あたり数百円から2,000円ほどで設置することができますし、「網戸の通販」などの網戸を販売している通販サイトで購入することで大手メーカーの純正網戸であっても1枚あたり5,000円程度で購入することもできます。このように、網戸は設置方法によって費用が大きく異なるため、予算に合った方法で設置方法を選ぶことが大切になのです。
まとめ
本記事では、最近の家に網戸がない理由や設置する方法、費用相場などについて詳しく解説しました。最近の新築には網戸が設置されておらず、オプションやDIYなどで設置する必要があります。また、設置方法によって費用が大きく異なるため予算に合わせた方法を選ぶことが大切になります。ぜひ本記事を参考にして網戸のない新築住宅に正しく網戸を設置できるようにしてみてください。
＞この記事の担当者（執筆/監修）＜
株式会社スマイクリエイト代表取締役／1972年5月 福岡県生まれ
・賃貸不動産経営管理士＜登録番号（１）057435＞
・三協アルミ（一新助家）加盟店
20代の頃は、水道メンテナンス業務を約6年経験、2003年（31歳）に老舗サッシ屋に入社。ガラス・サッシ・ドアの修理リフォーム業務に従事。その間、アパート2棟を新築、建築から修理まで住宅について様々な体験を通じ知識の習得、キャリアを積んでいく。
2019年5月にネット集客に特化したサッシ・ガラス屋ビジネスを創業。ネット集客ができる強みを生かし、集客から施工まで一貫して自社完結できるビジネスを成立させる。この事により、お客様へ、お得な料金、安心した修理リフォームサービスを提供できる仕組みを構築した。
より一層の顧客満足・従業員満足・社会貢献を目指し、トライ＆エラーの毎日を奮闘中。
