本日は、プリーツ網戸の取り付け施工実例のブログ記事となります。マンションの1室 大きな窓で、窓の区切りに方立を立ててプリーツ網戸を取付けました。
窓の外側には網戸レールがない仕様のサッシです。お客様としては換気の為に窓を開けたいのですが、虫などが外部から入って来る事を大変気にされています。最初にご相談があった時は、窓の外に取付けるパネルタイプの網戸について「後付けの網戸用レールは取付けられるのか?」「足場組みをすると費用が高額になるのではないか?」と大変気にされていました。
私の方で室内用のプリーツ網戸をご提案すると大変ご興味を持って頂き、お見積書提出後にすぐにご依頼を頂き工事の運びとなりました。
方立用部材も用意して施工した写真を掲載いたしますので、窓の室内側に網戸の取り付けを検討されている方は参考にして見て下さい。
方立仕様のプリーツ網戸(アルマーデⅢ)取り付け写真
方立(ほうだて)と読みますが、いわゆる垂直に立った桟の事を言います。施工取り付け写真で見て頂ければ一目瞭然かと思いますので進めて行きますね。
【施工前の窓の状態】
施工前の窓の状態です。全体の右半分が上の写真で、左半分が下の写真になります。両方の窓の中心部分にサッシの区切りがありますので、丁度それと同じ位置に方立を立てて左右にプリーツ網戸と取付けて行きます。
方立を取付けました。アルミの桟となります。
プリーツ網戸セイキ販売製「アルマーデⅢ」を右側の窓に取り付け完了しました。
ちなみに、アルマーデⅢの製作範囲は、片引きタイプで高さ3メートル、横幅2メートルまで対応可能です。両引きタイプだと高さは同じく3メートル、横幅は4メートルまで対応可能です。製作はできますが、使用状況などによって今回の様に中心部分に方立を設けてあげるなどの対応は非常に大切です。
左右の窓にプリーツ網戸の取り付けが終わりました。
【横引き網戸(アルマーデⅢ)施工完了】
はい。プリーツ網戸取り付け完了です。左右に綺麗に網戸が取り付け出来ました。「あ~思った通りの感じですね。デザイン的にもスッキリして凄くいいです。ありがとうございました」と大変ご満足頂けたようです。使い方などをご説明させて頂き現場を後にしました。今回は寝室のみの取り付けでしたが、また別の部屋でも取付を検討されているとの事で「また時期が決まったら連絡しますね」とおっしゃって頂けました。
高層マンションには室内網戸がおすすめ
マンションの階層によっては網戸が取付けられない事があります。マンション規約で決まっている事もある様です。高層階は虫が入って来ないので網戸の設置は必要ないのでは?と思われている方もいらっしゃるようですが、実際には10階以上の階層でも虫が入って来る事はあるらしく、虫以外でも鳥などはかなり高い上空を飛んでいるので事故的に窓から入って来る事も十分に考えられますね。
網戸で窓を塞いでおけば予期せぬ虫や鳥の侵入も防げますが、網戸の取り付け自体が制限されている場合は、今回の様な 室内側に取付ける網戸がおすすめです。
窓よりも室内側はマンション管理規約の制限が及ぶ事はありませんので、網戸や、内窓(二重窓)の取り付けは部屋のオーナーの自由です。
プリーツ網戸以外にもロール網戸も検討できます。
プリーツ網戸とロール網戸の違い
念の為に、マンションの室内側に取付けする事のできるプリーツ網戸とロール網戸の違いについても説明いたしますね。
プリーツ網戸
プリーツ網戸はアコーディオン網戸とも言われる網戸です。網そのものに折り目がついており、その折り目状に折り畳みながら収納される網戸です。網を張る時も網を収納する時も、手動で網戸を横にスライドさせ使用します。
ロール網戸
ロール網戸は網が心棒に巻き付く様に収納されます。網を張る時は手動で行い、網を収納する時は自動で心棒に巻き付くような感じで収納されます。ロール網戸は横引きの網戸と上下にスライドするタイプの網戸があります。製作可能範囲やお好みに合わせて選択できます。
まとめ
本日は、方立仕様のプリーツ網戸を取付けましたので、その施工状況の写真を掲載しました。合わせて関連情報である、マンションの網戸について、室内側に取付ける事がおすすめである事。プリーツ網戸やロール網戸の特徴についても掻い摘んで説明しました。何かの参考になれば幸いです。
>この記事の担当者(執筆/監修)<
株式会社スマイクリエイト代表取締役/1972年5月 福岡県生まれ
・賃貸不動産経営管理士<登録番号(1)057435>
・三協アルミ(一新助家)加盟店
20代の頃は、水道メンテナンス業務を約6年経験、2003年(31歳)に老舗サッシ屋に入社。ガラス・サッシ・ドアの修理リフォーム業務に従事。その間、アパート2棟を新築、建築から修理まで住宅について様々な体験を通じ知識の習得、キャリアを積んでいく。
2019年5月にネット集客に特化したサッシ・ガラス屋ビジネスを創業。ネット集客ができる強みを生かし、集客から施工まで一貫して自社完結できるビジネスを成立させる。この事により、お客様へ、お得な料金、安心した修理リフォームサービスを提供できる仕組みを構築した。
より一層の顧客満足・従業員満足・社会貢献を目指し、トライ&エラーの毎日を奮闘中。