自宅の窓に対する防犯対策についてこのようなお悩みはありませんか?
「防犯対策で気をつけることは?」
「面格子と防犯ガラスのどっちを選べば安全なの?」
「どんな面格子と防犯ガラスを選べばいいの?
防犯対策でもっとも重要になる窓周辺の設備には面格子や防犯ガラスなどさまざまな防犯対策設備がありますが、これらの設備をどのようにして設置することで効果的な防犯対策ができるかご存知ですか?
また、面格子や防犯ガラスを購入するときのポイントを知らないと、実は防犯対策ができておらず泥棒の標的になってしまうこともあるのです。
そこで、本記事では自宅の防犯対策について面格子と防犯ガラスのどっちを選べばいいのか、そしてどのように製品を選べばいいのかについてご紹介していきます。
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防犯対策の基本は「5分間」空き巣から自宅を守ること

空き巣被害の約7割が窓からの侵入と言われるほど、泥棒の侵入口として窓は狙われてしまう部分ですが、防犯対策の基本として「泥棒が窓からの侵入する際に5分以上かかること」をポイントにする必要があります。
というのも、「財団法人都市防犯研究センター」が元泥棒を対象におこなった調査において、住宅への侵入を試みてから侵入を諦める時間は、「2分以内」が17%ほど、「2分〜5分以内」が51%ほどであることが分かり、同時に泥棒の侵入を防ぐためには5分以上侵入されないような防犯設備を設置することで約7割の空き巣被害を未遂に終わらせることができるからです。
この防犯対策における「5分間」については、警視庁でも下記のように定めています。
泥棒の攻撃に対し建物部品が「5分」耐えることができれば、約7割の泥棒が侵入をあきらめるということなのです。官民合同会議では、この「5分」耐えうることなどを当面の防犯性能の基準としました。
警視庁 住まいる防犯110番「防犯性能の高い建物部品の開発・普及に関する民間合同会議」より引用
つまり、どんな防犯対策において、どんな設備を使うかよりもどれくらい時間を稼ぐことができるのかを重要な指標として考えることが大切になり、それだけの防犯性能が備わっている製品を選ぶことが大切なのです。
防犯対策には面格子と防犯ガラスのどっちを選ぶべき?

窓ガラスの防犯対策として主流である「面格子」と「防犯ガラス」ですが、いったいどっちを選べばいいのでしょうか?
もっとも防犯対策として優れているのは、面格子と防犯ガラスの両方を設置することです。
面格子だけを設置している場合には、バールなどで壊されて窓が破られてしまうこともありますし、防犯ガラスだけを設置している場合には、特殊な手口で防犯ガラスが短時間で破られてしまう可能性もあります。
とはいえ、面格子と防犯ガラスの両方で5分間以上空き巣に破られないという基準をクリアしている設備もありますので、「片方だけの設置では防犯対策ができていない」ということはありませんので安心してください。
ただし、5分間以上空き巣から自宅を守ってくれる高い基準の面格子と防犯ガラスの両方を設置していることがもっとも安全であるということは覚えておくといいでしょう。
面格子と防犯ガラスの両方を設置するだけでは安心できない
防犯対策で売られている面格子と防犯ガラスの両方を設置しているからといって、「泥棒から狙われずに安心」ということにはなりません。
面格子と防犯ガラスは、さまざまなメーカーから販売されており、性能や価格も大きく異なるからです。
例えば、面格子には「アルミ製」と「ステンレス製」のものが多く販売されています。
「アルミ製」の面格子は価格は安く防犯性能は高くないという特徴がありますが、「ステンレス製」の面格子は価格は高額だけど防犯対策に優れているという特徴がそれぞれにあるのです。
また、面格子の形によっても防犯性能は異なり、シンプルな縦型や横型の面格子よりも、クロスされている面格子の方が防犯性能が高くなっています。
防犯ガラスにおいても、網入りガラスだからといって防犯性能に優れているということはなく、バーナーやライターなどで簡単に破られてしまうことがありますので、網入りだけでは防犯対策としては不十分です。
このように、同じ面格子や防犯ガラスであっても防犯性能に違いがありますので、高い防犯性能のものを選ぶようにしましょう。
面格子と防犯ガラスは「CPマーク」が付いている製品を選びましょう

ここまで面格子と防犯ガラスは防犯性能の高いものを選ぶべきということをお伝えしてきましたが、防犯性能の高さを表す指標のひとつとして「CPマーク」というものがあります。
「CPマーク」とは建物部品関係の民間企業と警視庁・国土交通省・経済産業省による民間合同会議によって定められた基準で、防犯性能試験に合格した製品の中でも防犯建物部品目録に掲載された面格子と防犯ガラスにのみ使用が認められている製品です。
つまり、「CPマーク」の付いている面格子と防犯ガラスは、それぞれ5分以上泥棒から自宅を守ってくれる防犯性能が備わっているということを、警視庁や国土交通省などの国家機関が認めているということになります。
基本的に防犯性能に優れている面格子と防犯ガラスには「CPマーク」が付いていますので、購入するときにはかならずチェックするようにしましょう。
まとめ
本記事では自宅の防犯対策について面格子と防犯ガラスのどっちを選べばいいのか、そしてどのように製品を選べばいいのかについてご紹介していきました。
面格子と防犯ガラスには、さまざまな性能を持つ製品がありますが、特に防犯性能に優れている製品にはかならず「CPマーク」が付いていますので、しっかりとした防犯対策をするのであれば「CPマーク」が付いてる面格子と防犯ガラスを選ぶようにしましょう。
ただし、「CPマーク」が付いていたとしても、面格子と防犯ガラスのどちらか一方の設置よりも両方設置した方が防犯性能に優れることは間違いありませんので、可能な限り両方を設置するようにすると安心です。
ぜひ本記事を参考にして窓周辺の防犯対策を強化してみてください。

>この記事の担当者(執筆/監修)<
株式会社スマイクリエイト代表取締役/1972年5月 福岡県生まれ
・賃貸不動産経営管理士<登録番号(1)057435>
・三協アルミ(一新助家)加盟店
20代の頃は、水道メンテナンス業務を約6年経験、2003年(31歳)に老舗サッシ屋に入社。ガラス・サッシ・ドアの修理リフォーム業務に従事。その間、アパート2棟を新築、建築から修理まで住宅について様々な体験を通じ知識の習得、キャリアを積んでいく。
2019年5月にネット集客に特化したサッシ・ガラス屋ビジネスを創業。ネット集客ができる強みを生かし、集客から施工まで一貫して自社完結できるビジネスを成立させる。この事により、お客様へ、お得な料金、安心した修理リフォームサービスを提供できる仕組みを構築した。
より一層の顧客満足・従業員満足・社会貢献を目指し、トライ&エラーの毎日を奮闘中。