熊本市東区｜戸車修理・交換を低価格で行います。サッシ・雨戸建付け不具合に対応。見積り無料

サッシ戸車を交換する場合は、まず窓サッシを枠から取り外す必要があります。サッシ下部の作業を行いますので、その部分が見える様にサッシを倒すか、作業台に乗せて作業を行います。

サッシ戸車交換にかかる時間は1窓おおよそ40～50分といった所でしょう。窓サッシの大きさや重量により一人で作業できる事もあれば二人作業になる事もあります。

作業の人数が多くなるとその分費用がアップする事もありますのでお客様の中には”サッシを外すの手伝うので費用を安くして！”と交渉される方もいらっしゃいます。危険を伴う事がありますのでケースバイケースでご相談させて頂いています。

写真には上下に戸車が写っています。実際の戸車ですが、全ての戸車がこの形状ではありません。

上の戸車は車輪の部分が破損している状態で、下の戸車は新品の戸車となります。

車輪の素材はプラスチック製の物も多く経年劣化で割れて壊れるのです。金属にすればいいのでは？と、おっしゃる方もいますが、それはそれで、サッシレールを削ってしまうリスクが高まります。戸車を交換する時は、設計上、決められた正規品の戸車にした方が何かと無難ですね。

引き戸の故障で戸車交換をする時は、「サッシが重くなったので見て欲しい」「サッシが固い」この様な状態を電話口で申されます。

現地調査を行うと大抵は戸車が劣化しており、摩耗していたり車輪の動きが固くなっています。

戸車を壊れた状態で使用し続けると、戸車と接しているレールの部分まで削られたり、凸凹に傷ついてしまいます。

サッシの動きをおかしいと感じた場合は、出来るだけ早く修理をした方が二次被害も防げ、修理範囲も最小限に済む事に繋がります。

建具に使用されている引き戸戸車も旧タイプと最新のタイプでは様変わりをしています。戸車とレールはセットとなっており、接地面の形状を揃える事で引き戸はスムーズに開閉を行えます。

旧タイプ引き戸は、敷居の上を戸車が走っていました。敷居とは木枠を彫り込んで作られたレールの事で平型レールと言い、平らな戸車が使用されていました。また、丸甲レールというものもあり、床の上に、上部がぷっくり丸っこいレールを取付けその上を戸車が走る仕様となっていました。

最近のレール形状はV型・Y型・T型が多く普及しており、アルファベットの形状を模したアルミレールが床に埋め込まれ、その上を戸車が走る構造になっています。