【画像あり】クレセント錠とグレモン錠の違いについて。安い方に取替えてもいいの?

お役立ち記事(ブログ・施工実例)

クレセント錠と同じ使用目的のグレモン錠の違いについて画像と共に解説したいと思います。クレセント錠と似た感じの窓の錠なので形状が違うだけかな~安い商品に変更してもいいのかな~と疑問をお持ちの方に向けた記事になります。結論から申し上げると、クレセント錠とグレモン錠はそれぞれ性能が違うで安い方にとりかえるというのは基本的にできません。以下の画像をご確認頂ければとわかりますが、取り付けビスピッチなども考慮しないといけませんので、そもそも適合できないでしょう。

クレセント錠とグレモン錠の特徴などについても解説していますので参考にしていただければと思います。

熊本市東区のサッシ修理・クレセント錠交換などは窓店(マドミセ)にお任せ下さい!見積り無料でしっかり修理を行います!

画像で確認!クレセント錠とグレモン錠の違い

一般的なクレセント錠を交換した時に写真です。クレセント錠にも色々な種類がありますが、基本的には、内側の窓(内障子といいます)と外側の窓(外障子といいます)を半円形のひっかかりの施された金具を、専用の受けに引っかける事で窓の開閉をできなくする仕組みです。

古くなってかかりが悪いクレセント錠
新しく取替したクレセント錠

次にみていただくのは、グレモン錠です。古いグレモン錠を新しく取替しましたので、古い状態から交換している状態をご覧ください。

グレモン錠交換前の古い錠
交換作業中、ハンドル撤去
グレモン錠交換完了
グレモン錠施錠した状態

いかかでしょうか?一般的なクレセント錠とグレモン錠を画像で比較してみました。形状が全く異なる事が画像から確認できると思います。こちらのグレモン錠は防音サッシに使用されている窓用です。手前側の内障子に”受け”があり、外障子にレバー式のグレモン錠本体があります。色々探せば他の形状もあるかもしれませんが、概ねこの様にクレセント錠とは仕様が異なりますので、安いからと言ってクレセント錠からグレモン錠への変更は難しいです。ちなみに、クレセント錠は1,000円~3,000円ぐらいで販売されている事が多いですが、グレモン錠は4,000円~8,000円程度となりクレセント錠と比較すると割高です。

クレセント錠を別の錠に取替える事は可能?

クレセント錠とグレモン錠は形状・仕様が違うので、変更が難しい事はご理解頂けたかなと思います。では、今現在使い勝手の悪いクレセント錠を別のクレセント錠に取替える事は出来ないのでしょうか?答えは”可能です”

クレセント錠をもっと柄の長いものに変えたり防犯性の高いクレセント錠に変更する事は普通にできます。どこを測ればよいのか?などは、こちらの記事が参考になります。

柄の部分にロック機能があったり、取り外せる鍵や暗証番号式のダイヤルロック式など防犯性を高める商品もありますので「クレセント錠 ダイアルロック」「クセント錠 鍵付き」で検索してみて下さい。アイテム画像から販売ページに移動できると思います。

グレモン錠のメリットやデメリット

一方、グレモン錠には、この様な防犯性の高い錠への交換は原則できません。もしかしたら筆者の知らない商品がないとも言い切れませんが長年見て来ましたが、グレモン錠の防犯性を向上させる商品はお目にかかった事はないです。そもそも、グレモン錠仕様の窓の方が特殊です。飛行機が通過するエリアで防音対策が必要な地域で見かける事はありますが、他では見た事がありません。筆者は福岡県の業者ですが、福岡だと、福岡空港がある博多区の一部地域と、航空自衛隊築城基地のある福岡県築上郡周辺の住宅で見かけたぐらいです。供給が少ないので、性能のバリエーションはないのだと思います。

メリット

グレモン錠のメリットは防音性が高いという事です。内障子と外障子を”グッ”と引き付けてロックしますので気密性が高いです。

デメリット

  • クレセント錠に比べ価格が高い
  • 商品のラインナップがない

防犯性に関しては、クレセント錠と同じなので特にグレモン錠だから悪いと言う事はありません。ただ、防犯性を向上させる他の商品への取替ができない、品揃えがない事はデメリットと言えます。

まとめ

今回は、クレセント錠とグレモン錠についての画像を確認しながら違いをみて行きました。また、クレセント錠には防犯性の高い商品への取替が可能な点、逆にグレモン錠には商品を選択する事が困難だとお伝えしました。残念ですがどうする事もできないと思います。クレセント錠とグレモンジョンを比較検討されている方のお役になれば何よりです。

0120-268-270今すぐ電話