【面格子後付け写真】面格子の後付けが出来ないケースや、お勧めの取付箇所について説明。

お役立ち記事(ブログ・施工実例)

面格子後付け工事を行った現場写真を公開します。自宅や実家の防犯対策で面格子の取り付けを検討されている方は、取付後のイメージもしやすいかと思います。合わせて面格子が取付出来ないケースや、どの様な窓に面格子を取付けると効果があるかなども説明していますので是非参考にして下さい。

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面格子後付け写真

はい。それでは早速ですが、弊社 窓店で面格子を取り付けした現場写真となります。こちらのお客様は防犯目的での面格子設置希望です。もちろん台風時の飛来物が窓に当たってガラスを割ってしまうリスクへの備えも同時に考慮されていらっしゃいます。

【施工前1】

【施工後1】

縦長の窓に面格子を後付けした写真です。

次も小窓で今後は少し横の方が長いタイプの窓です。

【施工前2】

【施工後2】

面格子を後付けする為にはアングル部分を壁に固定しなけえばなりません。現場は入隅部分となりアングルの長さ的にギリギリ入る感じです。ビス固定を行うのですがインパクトドライバーで打つのがかなり厳しい状況でした。こんな時に活躍する、変幻自在のフレキシブシャフトを使ってしっかり固定します。

今回は、上記の窓を含む4つの窓に面格子を設置させて頂きました。

面格子が取付できないケース

ある程度どの様な窓にでも取付可能な面格子ですが、中には取付ができなかったり、取付する為に工夫が必要な場合のございます。代表的な例を2つ紹介します。

窓の周りにエアコンホースや電線など障害物がある

外壁に取付けられているエアコンホースや電気によって面格子の取り付けに支障をきたす事があります。この様な移動できる障害物であれば業者に依頼して位置を少し移動してもらう事も可能でしょう。しかし、例えば庇や軒が邪魔になって重い通りの位置に設置できなかったり、換気口に干渉してしまうなど設置に大きく影響する構造上の問題であれば設置を断念せざるを得ないケースもでてきます。

入隅や出隅で固定用アームが取付できない

今回の現場ではギリギリ取付できましたが、建物のカタチと窓の位置によっては面格子が取付できないケースがあります。もっとも最近の住宅に限っては構造上、窓の位置が壁ギリギリと言う事も考えにくいです。しかし築古物件や、増改築を行った住宅に関しては壁ギリギリに窓がある造りもありえます。

こんな窓に面格子を設置しましょう!

面格子を取付けるにも予算はつきものです。限られた予算で効果的な面格子を設置するには取捨選択も必要です。こちらでは、どの様な窓に対して優先的に面格子を取付けるべきか説明して行きたいと思います。

開閉する窓

まず、面格子取付の候補としては、横に引き違う窓です。内側に倒れる窓は一旦除外しましょう。外側に倒れる窓にはそもそも面格子は取付する事が出来ません。厳密には取付はできるものの、窓外側に倒した時に面格子に当たってしまいますので取付は現実的ではありません。横に開閉する窓は、ガラスを割ってクレセント錠を回し泥棒などから侵入されるリスクが高いので優先的に検討しましょう。また、FIX窓(動かない明り取りの窓)も優先順位としては引き違い窓よりも低いです。

建物の陰になる窓

開閉する窓の内、人目につきにくい窓への設置を優先的に検討しましょう。勝手口付近の窓、隣との塀で死角になる窓、植木・樹木によって外部から視界が届かない窓などです。引き違い窓+建物の陰になる窓はありませんか?

人が入れるサイズ・位置にある窓

最後に、もう1つ条件を絞っていきます。上記2つの要件を満たし、さらに「人がスムーズには入れる窓」「窓の高さ的に、簡単に乗り越えられる位置にある」この2つの環境を満たしている窓が最も優先順位が高い窓と言えます。仮に掃き出し窓サイズであれば雨戸やシャッターで防犯をされて下さい。腰高窓であれば面格子設置を一番最初に検討して下さい。

まとめ

本日は、弊社で行った面格子の施工例と関連する”面格子の取付出来ないケース”と”優先的に面格子取付を検討する箇所”についてお伝えしました。

もちろん、防犯以外の目的(飛来物対策)で面格子を設置される方もいらっしゃると思います。具体的な設置の詰めの作業としては、サッシ屋さんに現場を見てもらい、専門家の意見も聞きながら思案されはいかがでしょうか。


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