窓のカバー工法で後悔するって本当?失敗しないためのポイントを解説

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「家の窓が多く部屋が寒い」

「アルミサッシを採用しているため、冷暖房の効きが悪く困っている」

などの理由で、窓のリフォームを検討している方もいるでしょう。

とくに、窓リフォームの方法として「カバー工法」が代表的ですが、なかには後悔している方もいます。

そこで今回は、窓のカバー工法とは何か、よくある後悔例や失敗しないためのポイントなどを解説します。ぜひ参考にしてください。

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窓のカバー工法とは?

窓のカバー工法とは、既存外窓の障子を外し、既存窓枠の上から新規窓枠を被せて、そこに新たな障子をはめる工法です。20~30年ほど前から普及し始めた方法であり、さまざまなメリットがあることから窓リフォームの代表的な方法となっています。

なお、カバー工法の主なメリットは以下のとおりです。

  • 構造部分からサッシを取り外す必要がなく、窓全体を交換するよりも時間やコストを削減できる
  • 工事中の騒音が少ない
  • 窓の断熱性・気密性アップが期待できる
  • 廃材が出ない

以上のようなメリットがあり、窓ガラスだけでなく玄関ドアなどにも取り入れられているリフォーム方法となっています。

窓のカバー工法のよくある後悔例

窓のカバー工法はさまざまなメリットがあります。

しかし、実際に施工した方のなかには、後悔している方がいるのも事実です。では、どのような後悔例があるのか見ていきましょう。

窓が小さくなった

カバー工法のデメリットとして、ガラス部分の面積が小さくなることが挙げられます。その点について十分理解していなかったために、施工後に後悔する例があります。

カバー工法では、既存の窓枠を使って新らしい窓枠を取り付けるため、どうしてもガラス部分の面積が小さくなるのです。一般的に上下7cm、左右5cm程度ガラス面が小さくなるため、「思っていたよりも窓が小さくなった」と後悔するケースがあります。

一部しかリフォームしなかった

カバー工法でリフォームする際、家の一部しかリフォームしなかったことで後悔するケースもあります。

断熱性や気密性の向上を目的として窓リフォームをする際、家の一部しかリフォームしなければ、リフォームしていない箇所から熱が出入りしてしまい期待するほど効果が得られないことがあるからです。

予算の都合で一部しかリフォームできないこともありますが、「せっかくお金をかけたのに変化がなかった……」と後悔しないためにも、どこをリフォームするのか慎重に検討しましょう。

カバー工法ができなかった

施工した後の後悔例ではありませんが、カバー工法を実施しようとしても、施工できずに後悔するケースがあります。

カバー工法は既存の窓の構造によっては施工できないケースがあり、実際に現地調査をしてみないと採用できるか判断できません。そのため、情報収集してカバー工法でリフォームしようと決めても、施工できないことがあるため注意しましょう。

窓のカバー工法の費用相場

窓のカバー工法を行うときの費用相場について見ていきましょう。既存の窓のサイズと採用する製品の種類によって費用が変わりますが、一般的な窓サイズと製品代、施工費の目安は以下のとおりです。

既存の窓のサイズ製品代(アルミ樹脂複合サッシLow-E複層ガラス)施工費
幅60cm高さ60cm148,000円〜5〜8万円程度
幅130cm高さ90cm191,000円〜8〜10万円程度
幅160cm高さ190cm310,000円〜10〜20万円程度

製品代と施工費をプラスした金額が、一般的な工事費用の目安です。幅60cm高さ60cmの大きさの窓の場合、1か所あたり20万円程度、幅160cm高さ190cmの大きな窓の場合は40万円~が施工費用の目安となるでしょう。

窓のカバー工法で失敗しないためのポイント

せっかくお金をかけてカバー工法をしたにもかかわらず、後悔している事例があることも事実です。

そこで、窓のカバー工法で失敗しないためのポイントを見ていきましょう。

窓ガラスの面積が小さくなることを認識しておく

先に解説したとおり、カバー工法を採用すると窓ガラスの面積が小さくなります。

とくに、もともと小さい窓の場合、窓ガラスの面積がかなり小さくなって圧迫感が出る可能性があります。また、採光を取り入れている窓についても、カバー工法を行うことで室内に太陽光が入りにくくなる可能性があります。

窓ガラスの面積が小さくなることをきちんと施工前にイメージすることで、失敗しにくくなるでしょう。

雨戸があると施工できない可能性がある

既存を窓に雨戸が取り付けられている場合、カバー工法を採用できない可能性があります。

ただし、雨戸があるからといって、絶対に施工できないわけではないため、業者に点検してもらったうえで判断しましょう。

信頼できる業者に依頼する

窓のカバー工法を実施するときは、信頼できる業者を選ぶことが失敗しないリフォームにつながります。

どこの業者に依頼しても同じと考えがちですが、業者ごとに見積もり内容が異なるのはもちろん、技術やノウハウにも差があるからです。最適な製品を提案し、施工ミスが起きないよう丁寧に施工してくれる業者でなければ、雨漏りなどのトラブルが発生する可能性が高まります。

信頼できる業者を見つけるため、現地調査や打ち合わせでの対応をチェックしたり、複数の業者を比較してみたりするほか、過去の施工実績を確認するなどして、信頼できる業者を探しましょう。

まとめ

今回は、窓のカバー工法での後悔例や費用相場、失敗しないためのポイントなどを解説しました。

カバー工法を行うと、窓ガラスの面積が小さくなるため、後悔する事例が多い傾向にあります。また、家の一部しかリフォームしなかったり、そもそもカバー工法ができなかったりして後悔するケースもあるため、実際にリフォームする前にきちんと情報収集することが大切です。

ぜひ今回の記事を参考に、カバー工法を含め、納得できる窓リフォームを実施してみてください。

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