【施工写真】玄関引き戸の戸車交換完了!DIYで修理するポイントも紹介

戸車。クレセント錠

玄関引き戸の戸車交換を行いました。玄関引き戸のトラブルとしては、ガラス割れや、鍵がかからない、と同様に戸車不具合もご依頼が多い事案ではあります。本日は、玄関引き戸の戸車交換について実際の工事写真も2枚ですが掲載しています。戸車ってどんな感じなの?とイメージして頂ければと思います。さらにDIYで戸車交換を行うポイントも解説していますので、ご興味のある方はこのまま読み進め下さい。

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【現場写真】玄関引き戸の戸車交換

今回取替えしたのは写真の様な戸車です。

戸車本体からニョキッと取付ネジ部分が広がっている形状です。こちらは純正戸車になりますので、既存の戸車のネジ2つを外すと既存戸車と簡単に取替える事が出来ます。

早速取替を行いました。電動ドライバーがあれば1つ取替えるのに5分もかかりません。

玄関引き戸戸車交換手順

DIYで修理するポイントを説明する前に、玄関引き戸の交換手順をお伝えしておきますね。

1.玄関引き戸を持ち上げてサッシ枠から取り出します。

まずは、建て付けてある引き戸を取り出しなくてはなりません。中には外れ止めと言われる仕掛けがある引き戸もありますので注意が必要です。まずは、外に出て下さい。外側から玄関引き戸を少し持ち上げて自分の方に引き寄せます。これですんなり外れるのであれば外れ止めはセットされていません。もし、スムーズに外れなければ引き戸の側面上部を確認下さい。ネジで操作できそうな部分はありませんか?つっかえさせて、簡単に外れない様にするのが外れ止めの役割です。側面か、上部のレールに仕掛けがあるので、引き戸を上げる時に邪魔にならない様に外れ止めを解除します。通常はドライバーでネジを回して対処する事ができます。

2.作業台に乗せるか、横向きで壁に立て掛ける

引き戸をサッシ枠から取り出したら、作業台に寝かせます。作業台がなければ横向きに倒して戸車が確認できる状態にしましょう。擦り傷が付くといけないので、地面には段ボールや養生シートを敷いておきましょう。

3.戸車の状態を確認

引き戸を寝かせたら次に戸車の状態を確認します。動きが悪いなどの原因があれば、戸車が欠損していたり、回転が困難になっている事と思います。手で戸車をクルクル回して動きをチェックしましょう。

4.戸車交換

戸車に異常があれば戸車を交換します。同じ戸車の交換ができれば、作業は簡単です。ネジを外して新しい戸車に付け替えれば作業完了となります。問題は正規品がない時です。代替品の部品交換だと調整など少々専門的な知識がないと難しいのでプロに依頼する事をお勧めします。

サッシ枠に建付け調整

純正品での取替が完了したら、サッシ枠に建て付けて高さ調整を行います。引き戸には2つの戸車が取付けられていますので、高さがちぐはぐだと戸が斜めに傾きます。戸車の高さ調整が上手くいっていないとまた鍵のかかりも影響します。

作業完了

引き戸を移動させて納まりや鍵のかかり等問題無ければ作業完了となります。外れ止めを解除した場合は元に戻す事もお忘れなく。

DIYで修理するポイント

DIYで戸車交換を行うポイントは1つ、正規品(純正)の戸車を探す事。これにつきます。取替手順については既に説明させて頂きました通り、それほど難しいものではありません。ただ、正規品の戸車が見つからないと、汎用品の戸車を検討したりハードルが上がっていきます。実際に汎用品戸車を使用して修理する事もありますが、可能であれば正規品もしくは代替品(後継品)の戸車を見つけ出しましょう。取替も簡単で取替後のトラブルもまず起こりません。正規品の戸車はサッシメーカーや品番が分かっていればメーカーに品番を伝えて教えてもらうか、ネット検索で探すとよいでしょう。メーカーや品番が分からない時は次の検索方法を試みて下さい。

戸車の品番を探す

既存の動きが悪い戸車を取り出すと、戸車本体に刻印が記されており、それが戸車のメーカー名や品番である可能性があります。メーカーがわかれば直接問合せをして戸車の購入方法を確認しましょう。

画像で探す

戸車を画像で探す方法も有効です。弊社でも情報が少ない時には車の大きさやビスピッチ、取り付けネジの位置や形状など寸法を測り、ネットに掲載されている画像と照合して正規品を探す事があります。

まとめ

本日は実際に弊社で作業を行った施工写真を掲載しました。また、玄関引き戸の戸車交換に関して、その手順やDIYで行う上でのポイントも説明しましたのでご興味のある方は参考にされて下さい。


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