溶接丁番(ちょうばん)とは?種類やメリット、デメリット、DIYでの設置について解説

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溶接丁番について、このような悩みはありませんか?

「そもそも溶接丁番とは?」

「溶接丁番のメリット・デメリットは?」

「溶接丁番をDIYで設置することはできる?」

溶接丁番を一般住宅で費用するイメージはあまりありませんが、ビル・工場・会社で使用されることもあります。

また、ネジ止めの丁番と比べて大きな違いがあるため、溶接丁番について知っておくと効果的に使用できることもあるでしょう。

本記事では、溶接丁番の概要や種類、設置するメリット・デメリット、DIYでの取り付けについて詳しく解説します。

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溶接丁番(ちょうばん)とは

溶接丁番とは、金属製の扉やパネルなどを固定するために使用される丁番の一種で、溶接で固定されている丁番を指します。

一般的に使用されるネジ止めタイプの丁番とは異なり、より強固な固定ができることが大きな特徴となるため、門扉などの重量のある扉に使用されることが多いです。

丁番(ちょうばん)の種類

溶接丁番を説明する前に、そもそも一般的な丁番にはどの様な種類のものがあるのかおさらいしておきましょう。

溶接丁番は一般的な丁番よりもゴツく頑丈な作りをしている特徴があります。

丁番の種類の主な種類は以下の通りです。

  • 平型丁番
  • ヒンジ型丁番
  • コーナー型丁番
  • ダブルアクション型丁番

それぞれの丁番について、以下で詳しく解説します。

1.平型丁番

平型丁番とは、丁番の一種で、もっとも一般的なタイプのものです。扉やパネルなどの平面に直接取り付けられるように、平らな形状をしています。

価格も安価なものが多く、汎用性も高いため、さまざまな場所や用途に使用されます。

2.ヒンジ型丁番

ヒンジ型丁番とは、丁番の一種で軸がオフセットされた丁番です。

扉やパネルを少しだけ出っ張らせることができるため、框や壁との隙間を確保したり、装飾的な効果を出したりするのに適しています。

軸がオフセットされているため、扉やパネルを少しだけ出っ張らせることができ、框や壁との隙間を確保することができることやオフセットされた軸と独特な形状により、装飾的な効果を出すことができるなどもメリットあります。

3.コーナー型丁番

コーナー型丁番とは、90度に曲げられた形状をしているのが特徴です。

90度に曲げられた形状をしているため、コーナー部に設置しやすいことや、2枚の羽が直交しているため、強度が高く、重量のある家具や建具にも使用することができることなどがメリットとなります。

また、シンプルでスタイリッシュなデザインなので、家具や建具の美観を損なうことなく設置することができることも嬉しいポイントです。

4.ダブルアクション型丁番

ダブルアクション型丁番は2つの軸を持つのが特徴です。

2つの軸を持つため、扉を180度以上開くことができることや、扉を大きく開くことができるため、開放感のある空間を作ることができる、さらには扉を大きく開くことができるため、風通しが良いことなどがメリットに挙げられます。

溶接丁番(ちょうばん)を設置するメリット

溶接丁番を設置するメリットは以下の通りです。

  • 頑丈に固定することができる
  • 耐振動性に優れている

それぞれのメリットについて、以下で詳しく解説します。

1.頑丈に固定することができる

溶接丁番は溶接によって固定されるため、ネジで止めるタイプの丁番に比べると圧倒的に強度が高くなります。

また、ネジ止めの丁番では設置できない重い扉などでも設置することができます。

そのため、一般住宅では門扉や倉庫の扉などに使用されることが多く、住宅以外では船舶や機械、工場、車などに使用されるほどの強度が高い丁番なのです。

また、過酷な環境にも耐えることができるため、塩害の恐れがある場所などにも設置することができます。

2.耐振動性に優れている

溶接丁番は耐振動性にも優れているため、揺れやすい場所でも問題なく設置することができます。

一般住宅で揺れるタイミングとなるのは地震の際ですが、一般的な丁番では枠と扉が干渉して開くことが困難になるため、歪んだドアから避難ができなかったり、備蓄を保管している倉庫が開かなくなってしまうなどのトラブルになってしまうこともあるでしょう。

しかし。溶接丁番であれば地震の揺れにも耐える性能を持っているため、万が一のときにも安心なのです。

溶接丁番(ちょうばん)を設置するデメリット

溶接丁番を設置するデメリットは以下の通りです。

  • 取り付けが難しい
  • 取り外しが難しい
  • 錆びることがある

それぞれのデメリットについて、以下で詳しく解説します。

1.取り付けが難しい

溶接丁番は丁番を溶かして取り付けるため、専門的な技術が必要です。

ネジ止めの丁番であれば素人でも簡単に取り付けることができますが、溶接丁番は素人にはk設置は難しいでしょう。

2.取り外しが難しい

溶接丁番は溶接して設置するため、簡単に取り外すことができません。

そのため、ネジ止め丁番のように、一度設置した後に設置場所が気に入らないからといって簡単に付け替えることができず、基本的には一度設置したらすぐに取り外しできないと思っておきましょう。

3.錆びることがある

溶接丁番は金属製であるため、雨風にさらされやすい場所に取り付けると錆びてしまうことがあります。

とはいえ、船舶にも使用されるほどの強度を持っているため、少し錆びるくらいであれば問題ないことがほとんどです。

溶接丁番(ちょうばん)はDIYで設置できる?

溶接丁番を設置するためには専門的な道具と知識が必要となるため、基本的にはDIYで設置することはできません。

専門的な知識を持っている方であればDIYができないことはありませんが、基本的には専門業者に依頼して設置してもらうことが必要です。

また、溶接丁番にはいくつかの種類があるため、最適な超版を選ばないと丁番としての効果を発揮しないこともあります。

そのため、溶接に関する知識だけではなく、丁番に関する知識も必要となるということを覚えておきましょう。

まとめ

本記事では、溶接丁番の概要や種類、設置するメリット・デメリット、DIYでの取り付けについて詳しく解説しました。

溶接丁番を設置するメリット・デメリットを以下の表にまとめました。

メリットデメリット
頑丈に固定することができる耐振動性に優れている取り付けが難しい取り外しが難しい錆びることがある

溶接丁番は一般住宅で活躍する機会は多くはありませんが、門扉や倉庫のドアなどに活用されることも多いです。

とはいえ、ネジ止めの丁番に比べると圧倒的な強度を誇っているため、使い方次第では効果的に使用することができるでしょう。

ただし、ネジ止め丁番とは異なり、一度取り付けてしまうと簡単には取り外しできないということを覚えておくことが大切です。

ぜひ本記事を参考にして、溶接丁番についてチェックしてみてください。

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