猫を飼っている方の中でこのような悩みを抱えている方はいませんか?
「猫が障子を破いて困っている」
「なぜ猫は障子を破くのか?」
「猫が障子を破くときの対策を知りたい」
猫を飼っている方の中には、障子を何度も破かれてしまい、何度も張り替えをしたという経験のある方も多いのではないでしょうか。
好奇心旺盛な猫ですので、障子を破ってしまうことは仕方のないことですが、何度も破られてしまうと困ってしまいますよね。
猫が障子を破る対策をするためには、まずなぜ猫が障子を破るのかという真理を理解するとともに、効果的な対策をすることが大切です。
そこで本記事では、猫が障子を破る理由や対策方法について詳しく解説します。
荒尾市のサッシ屋|窓店(マドミセ)はサッシ・建具の修理や交換を行います!迅速丁寧、低価格です。無料見積りからご利用下さい!
そもそも猫は障子をなぜ破るのか?
猫が障子を破る理由になっていると言われているのは以下のようなものです。
- 障子の音が気になっているから
- 障子の向こう側の景色が気になっているから
- 遊び道具として使っているから
- 爪とぎしやすい素材だから
それぞれの理由について、以下で詳しく紹介します。
障子の音が気になっているから
好奇心旺盛な猫はビニール袋や紙袋など、カサカサと音のなるものに反応する習性がありますが、障子の紙のカサカサ音にも同じように反応している可能性があります。
障子のある部屋の窓を頻繁に開けていたり、風通しのいい場所に障子がある場合、カサカサとした音に反応している可能性があるでしょう。
障子の向こう側の景色が気になっているから
光の入り方によっては障子を通して外の影が映ることがありますが、そのような影を見て障子の向こうがどうなっているのか気になってしまい、障子を破ることがあります。
また、障子に映った影を生き物だと勘違いしている可能性もあるでしょう。
遊び道具として使っているから
障子を破ることが猫の遊びの一環になっている可能性もあります。
障子は破れば破るほどカサカサという音が鳴りますし、形を変化させるため、好奇心旺盛な猫にとっては最高の遊び道具なのでしょう。
爪とぎしやすい素材だから
猫はダンボールや木などで爪を研ぐ習性してもありますが、障子は木の枠と紙で作られているため、爪とぎしやすい素材だといえます。
そのため、爪を研ぐために障子を破いてしまっている可能性もあるでしょう。
猫が障子を破るときの対策方法
猫が障子を破るときの対策方法は以下の通りです。
- 障子の前にアクリル板を設置する
- 猫の手が届かないようにガードフェンスを設置する
- プラスチック障子に付け替える
- しつけスプレーを吹きかける
- 紙の代わりに布やプラダンを貼り付ける
それぞれの対策方法について、以下で詳しく解説します。
1.障子の前にアクリル板を設置する
アクリル板は猫が引っ掻いても破れることのない素材ですので、障子の前に設置するだけで障子が破けるのを防ぐことができます。
ただし、猫が障子に強い関心を持っている場合はアクリル板を飛び越えて障子を破いてしまったり、ジャンプして高い位置の障子を破いてしまう可能性もありますので、猫の興味に応じてアクリル板の高さを調整するようにするといいでしょう。
また、アクリル板がない場合はプラスチック製のダンボール(プラダン)などのプラスチック製のボードで代用することも可能です。
アクリル板などを設置する場合、インテリアや部屋の雰囲気に馴染まない可能性もありますので、なるべく透明なものを選ぶようにするとともに、一時的な予防策として考えておくといいでしょう。
2.猫の手が届かないようにガードフェンスを設置する
障子の周辺にガードフェンス・ペットフェンス・ペットゲートなどと呼ばれる仕切りを設置して、そもそも猫を障子に近寄らせないようにすることも対策方法のひとつです。
猫はジャンプ力があるため低いフェンスではなく、猫の脱走用防止のフェンスなどを使用すると安心でしょう。
とはいえ、障子を守るためだけに大型のフェンスを置いてしまうと、部屋が狭くなってしまいますし、部屋の景観も悪くなってしまう恐れがありますので、フェンスを設置する場合は猫が障子の部屋に入らないようにするためなどを目的に廊下などに設置することもおすすめです。
3.プラスチック障子に付け替える
強度の高いプラスチック障子に付け替えることで、猫が引っ掻いても敗れることはありません。
そもそもプラスチック障子とは、障子に使用されているような和紙を塩化ビニールで挟むことによって、見た目は和紙のままだけど強度はプラスチックという高性能な障子です。
プラスチック障子は猫が引っ掻いても破れないというメリットだけではなく、水拭きで掃除できることや、太陽光によって日焼けしにくいなど、さまざまなメリットがあります。
一方で、一般的な和紙の障子に比べて5倍〜10倍前後の費用がかかることがデメリットとして挙げられます。
プラスチック障子は専門業者に依頼しなくても、以下の方法でDIYでも設置できるため、気になった方は設置してみてはいかがでしょうか。
STEP①:はがし材やアイロンで古い和紙を剥がす
STEP②:貼る位置を決めて仮止めする
STEP③:障子ノリで貼り付けていく
STEP④:余分な部分をカットして完成
プラスチック障子の貼り付け方法は上記が一例となりますが、他にもアイロンで固定できるタイプのものや、両面テープやセロハンテープで貼り付けられるものもあります。
4.しつけスプレーを吹きかける
障子に猫用のしつけスプレーを吹きかけることで、猫がニオイを嫌がって障子に近づきにくくすることができます。
ただし、しつけスプレーを障子の和紙に吹きかけることで変色や変形する恐れがあることや、猫によってしつけスプレーの効果は異なるということには気をつけなければなりません。
しつけスプレーのニオイは商品によって異なるため、飼っている猫が苦手な匂いを探すところから始めるところがネックとなるため、普段からしつけスプレーを使用しているという方が検討するといいでしょう。
5.紙の代わりに布やプラダンを貼り付ける
障子の和紙を破れない布やプラスチック製のダンボール(プラダン)に張り替えることもおすすめです。
布やプラダンであれば猫が引っ掻いても破れる心配もありませんし、プラスチック障子のようにコストがかかる心配もありません。
ただし、障子ならではの和風な雰囲気が損なわれてしまうことには気をつけましょう。
布やプラダンは障子の張り替え用に販売されていることは少ないため、障子にあったサイズに自分でカットする必要があります。
貼り付ける際は、両面テープやセロハンテープなどを使って貼り付けるといいでしょう。
まとめ
本記事では、猫が障子を破る理由や対策方法について詳しく解説しました。
猫を飼っていると障子を破られてしまうケースは多いですが、なぜ猫が障子を破くのかは猫にしか分からないことです。
そのため、障子を破られないようにするためにさまざまな対策をする必要があります。
中でもおすすめなのはプラスチック障子に張り替えることですので、和風の雰囲気をそのままに猫が破らない障子にしたい場合はプラスチック障子を選んでみてはいかがでしょうか。
ぜひ本記事を参考にして、猫が障子を破るときの対策をしてみてください。
>この記事の担当者(執筆/監修)<
株式会社スマイクリエイト代表取締役/1972年5月 福岡県生まれ
・賃貸不動産経営管理士<登録番号(1)057435>
・三協アルミ(一新助家)加盟店
20代の頃は、水道メンテナンス業務を約6年経験、2003年(31歳)に老舗サッシ屋に入社。ガラス・サッシ・ドアの修理リフォーム業務に従事。その間、アパート2棟を新築、建築から修理まで住宅について様々な体験を通じ知識の習得、キャリアを積んでいく。
2019年5月にネット集客に特化したサッシ・ガラス屋ビジネスを創業。ネット集客ができる強みを生かし、集客から施工まで一貫して自社完結できるビジネスを成立させる。この事により、お客様へ、お得な料金、安心した修理リフォームサービスを提供できる仕組みを構築した。
より一層の顧客満足・従業員満足・社会貢献を目指し、トライ&エラーの毎日を奮闘中。