雨戸の鍵が壊れた?原因や対処法、修理費用の相場を解説

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雨戸の鍵について、このような悩みや疑問はありませんか?

「雨戸の鍵が壊れる原因は?」

「雨戸の鍵が壊れたらどう対処すればいい?」

「雨戸の鍵の修理はどのくらいの費用がかかる?」

本記事では、雨戸の鍵が壊れる原因や対処法、費用相場について詳しく解説します。

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雨戸の鍵が壊れる原因

雨戸の鍵が壊れる原因には以下のようなものがあります。

  • 経年劣化による不具合
  • 衝撃によって鍵がズレた

それぞれの原因について、以下で詳しく解説します。

経年劣化による不具合

雨戸の耐用年数は10年〜15年と言われていますが、錠の耐用年数は10年と定められているため、雨戸本体に不具合が生じていなくても、雨戸の鍵に不具合が生じることは珍しくありません。

また、耐用年数は使用頻度によっても異なるため、1日に何度も鍵を開閉するという場合は耐用年数に関わらず経年劣化を起こしてしまうことがあります。

経年劣化を起こしてしまうと、鍵本体が錆びついてしまったり、鍵周辺の部品がサビついてしまうなど、鍵としての機能を果たすことができなくなってしまいますので、早めに対処する必要があります。

(参照:日本ロック工業会「錠の耐用年数についてのガイドライン」

衝撃によって鍵がズレた

雨戸の鍵は住宅に使用されている鍵よりも簡易的な「落とし錠」が使用されていることも多いため、衝撃によって棒の部分が曲がってしまったり、鍵全体が歪んでしまうなどのトラブルが発生してしまいます。

落とし錠にトラブルが発生すると、施錠に必要な穴の部分との噛み合わせが悪くなってしまったり、鍵が下まで落ちないなどの不具合が生じてしまいます。

雨戸の鍵が壊れたときの対処法

雨戸の鍵が壊れたときの対処法は以下の通りです。

  • DIYで修理する
  • 専門業者に修理を依頼する
  • 最新式の雨戸やシャッターに交換する

それぞれの対処法について、以下で詳しく解説します。

DIYで修理する

雨戸の鍵はネジで固定されているだけの製品が多いため、ドライバー1本で交換することができます。

雨戸の鍵を交換するときは、鍵のサイズや規格が合っていないと適切に交換することができませんので、以下の情報を正確に採寸するようにしましょう。

  • 雨戸カギのビスピッチ
  • 雨戸カギ差し込み部分の形状と寸法
  • 雨戸カギ厚み・幅・高さ

また、雨戸は古くから使用されている製品が多いですが、まったく同じ鍵が製造されていないことも多いため、同じ製品がない場合は同じ規格の鍵を探すか、雨戸に取り付けられる鍵を探す必要があります。

専門業者に修理を依頼する

先ほどもお伝えしたとおり、雨戸の鍵の交換は簡単に行うことができますが、適切な鍵を探すことが難しいため、専門業者に依頼すると安心です。

ただし、雨戸の鍵の交換を行っていない業者も存在するため注意が必要です。

最新式の雨戸やシャッターに交換する

雨戸の鍵が壊れてしまい、雨戸本体も劣化しているのであれば、最新式の雨戸やシャッターに交換することを選択肢に入れるのもおすすめです。

雨戸の鍵が閉められないと防犯的によくありませんし、古い雨戸をそのまま使い続けてしまうことも防犯対策をしていないと空き巣犯に狙われるきっかけになる可能性もあります。

雨戸の鍵が壊れたときの修理費用の相場

ここでは、雨戸の鍵が壊れたときの修理費用の相場について、方法別に紹介します。

雨戸の鍵をDIYで(自分で)修理するときの費用相場

雨戸の鍵をDIYで修理する場合、ドライバー代と鍵本体代のみとなりますので、1,000円前後で交換することができます。

雨戸の鍵の種類によっても費用は異なりますが、安いもので500円前後、高いもので3,000円前後となります。

ただし、雨戸の規格に合う鍵を選ばなくてはいけませんので、鍵本体代の費用を節約することはできません。

雨戸の鍵を専門業者に修理してもらうときの費用相場

雨戸の鍵を専門業者に修理してもらうときの費用相場は、8,000円〜10,000円ほどです。

鍵本体の費用に加えて工賃が費用の合計となるため、鍵本体の費用によっても全体の費用感は異なります。

また、工賃については業者によっても異なりますので、相見積もりをとっておくと安心です。

新しい雨戸に交換するときの費用相場

新しい雨戸に交換するときの費用相場は、20,000円〜60,000円ほどです。

雨戸の種類によっても費用は異なりますが、単板引き違い雨戸は費用が安く、ルーバー引き違い戸は費用が高くなる傾向にあります。

また、新しく雨戸を取り付ける場合、すでに設置してある雨戸を撤去する費用が発生し、場合によっては外壁などを工事する必要があります。

このように、雨戸を設置するための工事の作業量によっても費用は大きく変動するということを覚えておきましょう。

シャッターに交換するときの費用相場

シャッターに交換するときの費用相場は、80,000円〜300,000円ほどです。

シャッターは雨戸よりも高くなることが多く、手動式のシャッターで80,000円〜15,000円ほど、電動式のシャッターの場合は120,000円〜300,000円ほどが費用相場となります。

また、雨戸が設置してあった場所に新しくシャッターを設置する場合、工事の内容が複雑になったり、場合によってはシャッターを設置できないこともありますので、事前に業者と相談するようにしましょう。

雨戸の鍵が壊れたときによくある質問

ここでは、雨戸の鍵が壊れたときによくある質問をQ&A形式で紹介します。

雨戸の落とし錠が閉まらないのはなぜ?

雨戸の落とし錠が閉まらない理由としては、ロック棒と鍵穴がずれていることや、上枠納まり受けの部品が緩んでいることなどが挙げられます。

落とし錠の構造はシンプルですので、部品や鍵本体に異常が見られないかどうかをチェックすることがおすすめです。

雨戸の鍵はホームセンターでも売っている?

雨戸の鍵は、カインズやコーナンなどの大手ホームセンターでも取り扱いがあります。

ただし、雨戸の鍵の規格にあった製品を取り扱っているかどうかは分かりませんので、もしホームセンターに売っていない場合はネット通販などで探してみるといいでしょう。

雨戸の鍵がロックされたときはどうすればいい?

雨戸の鍵にはロック機能がついている場合があり、知らず知らずのうちにロックがかかってしまったという場合もあるでしょう。

ロックの方法は製品によっても異なりますが、LIXILの雨戸錠のロックの操作方法は以下の通りです。

1. 閉 レバーを下に押して施錠します。

※このとき、 開 レバーのツマミが倒れていると施錠できません。

2. 開 レバーのツマミを左側に倒してロックします。

3. 開 レバーのツマミを起こし、下に押して解錠します。

(引用:LIXIL「雨戸錠【下用】 」

まとめ

本記事では、雨戸の鍵が壊れる原因や対処法、費用相場について詳しく解説しました。

雨戸の鍵が壊れてしまうと雨戸の防犯性能がグッと下がってしまいますので、鍵に不具合が生じたらすぐに交換することが大切になります。

鍵の交換は自分でも簡単に行えますが、さらに防犯性を高めたい場合はシャッターなどに交換することを検討することもおすすめです。

ぜひ本記事を参考にして雨戸の鍵が壊れたときに対処してみてください。

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