賃貸は要注意!玄関ドアのひっかき傷を自分で補修する方法を紹介

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玄関ドアのひっかき傷について、このような悩みはありませんか?

「玄関ドアのひっかき傷を自分で補修する方法を知りたい」

「賃貸の玄関ドアのひっかき傷は自分で補修できる?」

「火災保険は適用される?」

玄関ドアのひっかき傷はよくあるトラブルのひとつですが、どのように補修すればいいのか分からないという方も多いのではないでしょうか。

とはいえ、玄関は住宅の顔となる部分ですので、傷がついたままだと住宅全体の景観が悪くなってしまう可能性もあります。

本記事では、玄関ドアのひっかき傷を自分で補修する方法などについて詳しく解説します。

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玄関ドアのひっかき傷は自分で補修することはできる?

結論から申し上げますと、玄関ドアのひっかき傷は自分で補修することができる場合もあります。

基本的に小さなひっかき傷であればDIYに慣れていない方でも補修することができますが、大きなひっかき傷の場合は自分で補修することが難しい場合もあります。

ひっかき傷の大小についての判断は難しいですが、ひっかき傷が少ない場合や浅い場合は自分で補修できることも多いです。

このように、玄関ドアのひっかき傷は自分で補修できる場合もあれば業者に依頼するべき状況もあるため、まずは自分で補修できる傷なのかを見極める必要があります。

玄関ドアのひっかき傷を自分で補修する方法

玄関ドアのひっかき傷を自分で補修する方法は以下の通りです。

  • 補修ペン(フェルトペン)
  • 補修クレヨン
  • 木工パテ

それぞれの補修方法について、以下で詳しく解説します。

補修ペン(フェルトペン)

玄関ドアのひっかき傷を補修する定番アイテムは補修ペン(フェルトペン)です。

補修ペンはアルミなどの金属ドア用と木製ドア用のそれぞれが販売されているため、素材にあった補修ペンを選びましょう。

補修ペンはホームセンターなどでも販売されていますが、玄関ドアを販売しているメーカーが同様のカラーになる補修ペンを販売していることもありますので、まずはメーカーのメンテナンス用品をチェックしてみることもおすすめです。

補修クレヨン

補修クレヨンは、主に木製の玄関ドアに使用する補修アイテムです。

補修クレヨンは木製ドアに刷り込む形で使用するため、薄いひっかき傷であればキレイに補修することができますが、深い傷の場合は傷の後が残ってしまうこともあります。

また、玄関ドアの色と合わせないと補修後が目立ってしまう可能性があるため、マッチした色を探す必要があります。

木工パテ

木製の玄関ドアのひっかき傷が深い場合、補修クレヨンではなく木工パテを使用することがおすすめです。

木工パテはやすりがけが必要だったり、固まるまでに時間がかかる事などの理由からDIY初心者には少し難しい作業となってしまいますが、アクリル樹脂やセルロース樹脂などの木工パテは初心者でも扱いやすくなっています。

賃貸の玄関ドアのひっかき傷を補修するときは要注意

賃貸の玄関ドアのひっかき傷の補修をする場合、玄関ドアの内側の傷と外側の傷のどちらかによっても対応が異なります。

というのも、賃貸の玄関ドアの内側は”専有部分”となり、外側は”共用部分”に該当するからです。

玄関ドアの内側は専有部分となるため実費での修理が必要となり、分譲マンションの場合は自己判断で修理が必要となります。

一方で玄関ドアの外側は共用部分となるため、基本的には賃貸契約書や管理会社の判断によって対応が異なります。

そのため、玄関ドアの外側にひっかき傷が生じている場合は、まず管理会社や大家さんに相談することが必要です。

玄関ドアの扱いについては以下のように定められていますので、参考にしてみてください。

”第7条 対象物件のうち区分所有権の対象となる専有部分は、住戸番号を付 した住戸とする。 2 前項の専有部分を他から区分する構造物の帰属については、次のとおり とする。 一 天井、床及び壁は、躯体部分を除く部分を専有部分とする。 二 玄関扉は、錠及び内部塗装部分を専有部分とする。 三 窓枠及び窓ガラスは、専有部分に含まれないものとする。 3 第1項又は前項の専有部分の専用に供される設備のうち共用部分内にあ る部分以外のものは、専有部分とする。 ” (出典:国土交通省「マンション標準管理規約(単棟型)」

玄関ドアのひっかき傷は火災保険が適用される場合もある

玄関ドアのひっかき傷は火災保険が適用される場合があります。

火災保険は戸建て住宅や賃貸などにおいて火災の被害を補償する保険となりますが、ひっかき傷にも対応できる場合もあるのです。

そのため、火災保険に加入している場合はひっかき傷が補償の対象になるかどうかを保険会社に連絡してみることがおすすめです。

例えば、損保ジャパンが提供している「個人用火災総合保険『THE すまいの保険』」という火災保険では「破損・汚損などの補償」という項目の中に「不測かつ突発的な事故(破損・汚損など)」という項目が含まれており、うっかり起こしてしまった事故でも火災保険の対象内になることが記載されています。

また、特約を付けることで基本補償に含まれていない項目を追加することも可能です。(参考:損保ジャパン「個人用火災総合保険『THE すまいの保険』補償内容

このように、火災保険では玄関ドアのひっかき傷が補償対象となる場合もありますので、加入している保険を確認してみましょう。

玄関ドアの凹み傷や広範囲のひっかき傷は業者に依頼するのが◎

小さなひっかき傷であれば自分で補修できる場合もありますが、凹み傷や広範囲のひっかき傷についてはDIYで補修できないことも多いため、業者に依頼することがおすすめです。

凹み傷や広範囲のひっかき傷は修理の難易度が高くなってしまいます。

もしDIYで修理する場合、凹み傷の場合はクレヨンタイプの補修材を使用して補修できる場合もありますが、電子コテという専門器具を使用する必要のあるケースが多いです。

また、広範囲のひっかき傷についても玄関ドア全体にシートを貼って補修する必要がありますが、キレイに貼るためには技術が必要になります。

このように、玄関ドアの小さなひっかき傷の補修に比べて凹み傷や広範囲のひっかき傷については専門的な技術が必要となるため、自分で補修する難易度が高いのです。

なかでも凹み傷は、傷の部分から腐食してしまったりと大きなトラブルの原因になるにも関わらず、目立ちにくい傷であることからDIYで補修してしまい、根本的な傷の補修はできないことも多いため、凹み傷がある場合は業者に相談すると安心でしょう。

まとめ

本記事では、玄関ドアのひっかき傷を自分で補修する方法などについて詳しく解説しました。

玄関ドアのひっかき傷は小さいものであれば自分で補修することもできますが、マッチした色の補修アイテムが見つからない場合や、ひっかき傷の範囲や深さが大きい場合は専門業者に相談することがおすすめです。

また、賃貸の場合は共用部分と専有部分の境目となる玄関ドアの扱いはやや複雑になるため、不安がある場合はまず管理会社などに相談するといいでしょう。

ぜひ本記事を参考にして、玄関ドアのひっかき傷を補修してみてください。

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