賃貸でも内窓はつけられる?DIYの注意点と補助金・価格相場のリアル

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賃貸アパートやマンションの寒さ、結露、外の騒音対策として「内窓(二重窓)」の設置を検討する方が増えています。

・DIYキットなら賃貸でも簡単に設置できる?

・退去する時に修繕費を請求されないか心配…

・賃貸の入居者でも補助金は使えるの?

このような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。賃貸物件には、退去時に部屋を元の状態に戻す「原状回復」のルールがあるため、傷をつけないための工夫や事前の確認が大切になります。

この記事では、賃貸で内窓を検討する際に知っておきたいDIYの注意点、メーカー品を取り付けるための条件、そして「補助金」を正しく使うためのリアルな実態について客観的に解説します。

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賃貸の内窓DIYで気をつけたい「原状回復」のルール

ホームセンターやネット通販で手に入る内窓のDIYキットは、賃貸住まいの方にも人気です。手軽な反面、素材の特性や退去時のルールを頭に入れた上で作業することが大切です。

両面テープが窓枠の表面を痛める可能性に注意

賃貸向けのDIYキットの多くは、窓の木枠に「両面テープ」でプラスチック製のレールを貼り付けるタイプです。ビス(ネジ)を使わないので手軽ですが、注意したいのが「数年後に剥がす時」のことです。

長期間貼り付けた両面テープは粘着力が強くなっており、無理に剥がそうとすると窓枠の表面のシートや木目が一緒に剥がれてしまうことがあります。もし窓枠を痛めてしまうと、退去時に修繕費用が発生するケースもあるため、「剥がす時のリスク」を頭に入れた上で、跡が残りにくいテープを選ぶなど慎重に作業を進めましょう。

ポリカ等のDIYキットは「防音効果」には限界がある

DIYキットでよく使われるポリカーボネート(通称:ポリカ)などのプラスチック板と、本格的なガラス製の内窓では、得意なことが異なります。

内窓の素材断熱・結露対策防音効果軽さ・扱いやすさ
ポリカ等(DIY)〇 効果あり△ 期待しにくい◎ 非常に軽い
ガラス(メーカー品)◎ 高い効果◎ 高い効果△ 重くて設置が大変

プラスチック板は軽くて空気の層を含むため、窓からの冷気を和らげる「寒さ対策」には一定の効果があります。しかし、ガラスのような重さや密閉性はないため、外の車の音や話し声を防ぐ「防音効果」はあまり期待できないという物理的な特性を知っておくことが大切です。

賃貸で本格的な内窓(メーカー品)を業者に頼むには?

防音や本格的な断熱を目指して、LIXILやYKK APなどのメーカー製内窓(インプラス等)を設置したい場合、基本的にはビス留めなどの工事が発生します。賃貸でこれらを取り付けるためのポイントを解説します。

大家さん・管理会社への「事前相談」でトラブル回避

賃貸物件でビス留め等の工事を伴う設備を追加する場合、後々のトラブルを防ぐためにも、まずは物件の所有者である大家さん(または管理会社)へ事前に相談し、承諾を得ておくのが安心です。

黙って工事をしてしまうと契約違反とみなされることもあるため、事前に「結露や寒さがひどいため、内窓を設置しても良いか」と相談してみましょう。

退去時に「残していく」条件で許可が出るケースもある

「でも、大家さんに相談しても断られそう…」と思うかもしれませんが、実はすんなりと許可が下りるケースも少なくありません。

内窓を設置すると、その部屋の断熱性や防音性がグッと上がり、物件自体の価値が高まります。そのため、大家さんによっては「退去する時に、原状回復(撤去)せずそのまま残していくなら設置してもいいよ」という条件で承諾してくれることがあります。

要注意!賃貸の内窓設置で「補助金」を利用するリアルな条件

内窓の設置には、国や自治体から手厚い補助金(先進的窓リノベ事業など)が出ることがあります。「賃貸でも補助金を使って安く内窓をつけられるの?」と気になっている方に向けて、リアルな利用条件を解説します。

自分で買って設置する「DIY」は補助金の対象外

まず大前提として、ホームセンターやネットで内窓キットを購入し、自分で取り付ける「DIY」の場合は、補助金の対象にはなりません。国の補助金は、あらかじめ登録された施工業者が工事を行うことが必須条件となっています。

賃貸の入居者でも申請できるが「大家さんの同意」が必要

業者に依頼してメーカー品の内窓を設置する場合、実は賃貸アパートやマンションの「入居者」であっても補助金の申請をすることは可能です。 ただし、補助金を申請する過程で、物件の所有者である大家さん(または管理会社)の工事承諾書が必要になります。勝手に進めると後々トラブルになるため、まずは大家さんに「補助金を使って内窓をつけたい」と相談し、同意を得ておくことが大切です。

補助額の「最低条件(5万円以上など)」に注意

もう一つ気をつけたいのが、補助金の「下限額」のルールです。 多くの補助金制度では、「1戸あたりの補助額の合計が〇万円以上にならないと申請できない(例:5万円以上など)」という条件が設定されています。そのため、トイレやお風呂などの小さな窓1ヶ所だけをリフォームしようとしても、要件の金額に届かず補助金が使えないケースがあります。

賃貸向け内窓の「価格相場」(DIYキットと業者施工の比較)

予算を立てる際の目安として、窓1ヶ所(一般的な腰高窓〜掃き出し窓)あたりの価格相場を比較してみましょう。

  • DIYキット(ポリカ製など)の相場:約1万円〜2万円
    • 材料費のみで済むため安価に抑えられます。手軽な寒さ対策を安く済ませたい場合に向いています。
  • 業者施工(メーカー製ガラス内窓)の相場:約5万円〜10万円
    • 本体代に加えて業者の工事費がかかります。ただし、条件を満たせばここから補助金が還元されるため、実質的な負担額を大きく減らすことが可能です。

賃貸の内窓に関するよくある質問(FAQ)

賃貸にお住まいの方が内窓を検討する際によくある疑問をまとめました。

Q. 退去する時、内窓はどうすればいいですか? A. DIYで設置した場合は、ご自身で取り外して元の状態に戻す(原状回復する)のが基本です。業者を入れてメーカー品を設置した場合で、事前に大家さんから「残していって良い」という許可を得ているなら、そのまま退去できます。

Q. どんな窓にも内窓はつけられますか? A. 既存の窓の室内側に、内窓のレールを取り付けるための「奥行き(木枠の幅)」が必要です。一般的に約7cm前後のスペースが必要になります。もし奥行きが足りない場合でも「ふかし枠」という部材を足して設置できることがありますが、窓の鍵(クレセント錠)が干渉しないかなどの確認が必要です。

まとめ:賃貸の内窓はルールを守って目的に合った選択を

賃貸物件での内窓設置は、決して不可能ではありません。 「とりあえず安く寒さを和らげたい」なら退去時の剥がし跡に注意しつつDIYキットを。「本格的に防音・断熱したい」なら、大家さんに相談した上で業者に依頼し、補助金を賢く活用する。ご自身の目的とリスクのバランスを見て選んでみてください。

もし、大家さんの許可が下りて本格的な内窓設置(インプラス等)をご検討される場合や、「物件の価値を上げるために全室に内窓をつけたい」とお考えのアパートオーナー様は、福岡県大野城市のサッシ屋ラボへお気軽にご相談ください。 私たちは創業以来、下請けに出すことは一切せず、自社での直接施工にこだわっています。現場を知り尽くした相棒や、確実で丁寧な作業を行うスタッフの今井らとともに、お部屋の枠の状態をしっかりと確認し、トラブルのない最適な窓リフォームをご提案いたします。

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