窓ガラスに塗料を塗ると得られる効果やDIYで塗る方法を解説

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窓ガラスの塗料について、このような悩みや疑問はありませんか?

「窓ガラスに塗料を塗るとは?」

「どんな効果が得られるの?」

「DIYでも塗ることはできる?」

窓ガラスのコーティングとしては、フォルムを貼る方法が有名ですが、さらに高機能な性能を付与したい場合に塗料を塗る方法が選ばれています。

本記事では、窓ガラスに塗料を塗ると得られる効果やDIYでの塗り方について詳しく解説します。

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窓ガラスに塗料を塗るとは?

”窓ガラスに塗料を塗る”とは、窓ガラス表面に塗料を塗ることで保護膜を形成し、窓ガラスそのものにはない機能を追加する技術です。

窓ガラスに塗る塗料としては、細かい粒子を用いたコーティング剤を使用することで水を弾きやすく汚れがつきにくい「ナノコーティング」、耐久性に優れた塗料を使用することで紫外線に強く長期間使用できる「セラミックコーティング」などが挙げられます。

また、ナノコーティングとセラミックコーティング、さらにフィルムコーティングといった、ガラス表面にコーティングする技術をまとめて「窓ガラスコーティング」と呼ぶこともあります。

窓ガラスに塗料を塗ると得られる効果

窓ガラスに塗料を塗ると得られる効果は以下の通りです。

  • 断熱・遮熱
  • プライバシー保護
  • 防音対策
  • 防犯対策
  • 結露防止
  • UVカット

それぞれの効果について、以下で詳しく解説します。

①断熱・遮熱

窓ガラスの塗料の効果として定番なのが断熱・遮熱です。

室内の温度は窓ガラスでの外気の出入りによって生じる割合が非常に高いため、窓ガラスへの断熱対策は欠かせません。

塗料によっても機能性は異なりますが、窓ガラスに塗料を塗るだけで室内温度が-6.5℃になることを謳っている塗料もあるほど、効果的な塗料が多いです。

②プライバシー保護

透明度の低い塗料を選ぶことで、外からの視線を遮ることができます。

カーテンが付けられない窓や、透明である必要のない窓に検討するといいでしょう。

③防音対策

防音効果のある塗料を選ぶことで、外からの騒音をカットしてくれる効果があります。

窓の外が大道路だったり、人の声が気になる場合は検討してみるといいでしょう。

④防犯対策

窓ガラスに塗る塗料の中には、飛散防止効果がある塗料もあり、窓ガラスが割れにくくなるため防犯対策にも効果的です。

公益社団法人 日本防犯設備協会」によると、元泥棒が侵入を諦める時間について調査をおこなったデータでは、泥棒が空き巣を試みてから侵入を諦めるまでの時間が「2分以内」が17%ほど、「2分〜5分以内」が51%ほどとなっているため、空き巣の侵入を5分以上防ぐことができれば、空き巣の7割は諦めてくれるということになります。

窓ガラスに塗料を塗るだけでは十分な防犯対策とは言えませんが、窓ガラスが割れにくくなるだけでも空き巣の侵入を防ぐ効果はあると言えるでしょう。

⑤結露防止

断熱性の高い塗料を選ぶことでガラス表面の温度低下を防ぐことができるため、結露防止にも効果があります。

⑥UVカット

UVカット機能を持っているガラス塗料を塗ることで、室内に入る紫外線の多くをカットしてくれる効果があります。

室内に紫外線が入ってくると、自分自身が日焼けしてしまうだけでなく、床や家具、本などが日焼けして劣化することを防ぐ効果もあります。

室内に紫外線が入ってきていいことはほとんどありませんので、UVカット機能のついているものを選ぶことがおすすめです。

窓ガラスに塗料を塗るときの費用相場

窓ガラスに塗料を塗るときの費用相場は、DIYで行うか、業者に依頼するかによっても大きく異なります。

DIYで行う場合は塗料の値段がそのまま費用相場となるため、1万円前後になることが多く、専門業者に依頼する場合は窓のサイズによっても異なりますが、およそ5万円〜10万円ほどです。

専門業者に依頼する場合は、業者によっても作業量が異なるため、事前に作業料を聞いておくと安心でしょう。

DIYで窓ガラスに塗料を塗ることはできる?

DIYで窓ガラスに塗料を塗ることは可能ですが、DIYのなかでもかなり難しい作業となります。

というのも、ガラス塗料をムラなく塗るのが非常に難しいからです。

ガラス塗料の中にはDIY向けの塗料もありますが、DIY初心者の方はもちろん、DIYに慣れている方であってもムラなく塗るのは難しいため、何度か練習してから塗るとムラを少なくすることができます。

また、窓ガラスに塗料を塗る方法はいくつかありますが、ローラーやスプレーでの塗装は非常に難しくなってしまうため、コテを利用して塗ることがおすすめです。

基本的には専門業者への依頼が無難

DIYで窓ガラスに塗料を塗ることは可能ですが、基本的には専門業者に依頼することが無難です。

専門業者であればムラなく塗料を塗ることができるのはもちろん、要望に合わせて最適な塗料を選ぶこともできますし、塗装の耐久性も高くなります。

もちろん専門業者に依頼するとDIYで塗料を塗るよりもコストはかかりますが、長期的に利用することやクオリティを求めるのであれば専門業者に依頼するほうがいいでしょう。

ガラスに塗料を塗ることに関するよくある質問

ガラスに塗料を塗ることに関するよくある質問をQ&A形式で紹介します。

Q1.DIYでガラスに塗料を塗るのは難しい?

先ほどもお伝えしたとおり、DIYでガラスに塗料を塗るのは非常に難しい作業です。

Q2.プライバシー保護に効果的なガラス用塗料はどれ?

窓ガラス用の目隠し用塗料として有名なのは「ターナーの遮熱ペイント」です。

その名の通り遮熱性もありますが、UVカットや目隠し効果もあります。

Q3.断熱性能の高いガラス用塗料はどれ?

断熱性能の高いガラス用塗料は多くありますが、「クリスコート」という塗料は紫外線を99%カット、赤外線を90%カットする効果があり、夏において室内温度を-6.5℃も低くなるという実験結果を提示しています。

Q4.窓ガラスの塗料の寿命はどのくらい?

塗料や使用環境によっても塗装の寿命は異なりますが、一般的には5年〜10年ほどが窓ガラス塗料の寿命と言われています。

Q5.ガラスの塗料を剥がす方法はある?

ガラスの塗料を剥がす方法は、塗っている途中なのか、完全に乾き切った後なのかによっても異なります。

ガラス塗料を塗っている途中に剥がしたい場合は、アルコールやラベル剥がしスプレーなどで剥がすことができ、乾き切った後はリムーバーとスクレーバーで剥がすことができます。

剥がし方については塗料によっても異なる場合がありますので、取り扱い説明書を確認してください。

まとめ

本記事では、窓ガラスに塗料を塗ると得られる効果やDIYでの塗り方について詳しく解説しました。

窓ガラスに塗料を塗ることで、さまざまな効果が期待できますが、塗装する難しさがネックになるでしょう。

とはいえ、DIYでは難易度が高いため、基本的には専門業者に依頼することがおすすめです。

ぜひ本記事を参考にしてガラス塗料についてチェックしてみてください。

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