東区にお住まいのマンションオーナー様より、「エントランスドアの動きがおかしい」とのご相談をいただき、マンション共用部のフロアヒンジの交換工事を実施しました。
ドアが途中で止まる、あるいは急に勢いよく閉まるといった症状は、日常の安全性や快適性に直結する重要な問題です。今回は築30年ほどのマンションで発生したフロアヒンジの劣化トラブルに対しBOXごと交換する施工を行い、1日で改善した事例をご紹介します。
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フロアヒンジ不具合「ドアが止まる・急に閉まる」危険な状態
オーナー様からのご相談内容は、エントランスドアの開閉に関する不具合でした。
具体的には”ドアが途中で止まってしまう、閉まる際にスピードが上がるといった 開閉が安定しない状況に陥っていました。
さらに現場を確認するとエントランスの構造上、雨水が直接入り込みやすく内部のフロアヒンジが錆びて著しく劣化している状態でした。築年数が30年程度ということもあり、長年の水分侵入が大きな原因と考えられます。
こうした症状は単なる使い勝手の問題にとどまらず、住人の指挟みや転倒などの事故リスクを高めるため、早急な対応が求められるケースでした。
施工前|劣化が進み正常に機能しないフロアヒンジ

施工前の状態では、フロアヒンジ内部のオイル漏れや腐食が進行し、本来の「ドアをゆっくり制御する機能」がほぼ失われていました。
フロアヒンジは床下に埋め込まれているため、外からは見えにくい部材ですが、実はドアの動きを制御する非常に重要な役割を担っています。特にエントランスのように人の出入りが多い場所では、わずかな不具合でも大きなストレスや危険につながるのが実情です。
また今回はフロアヒンジのBOXごと交換が必要な状態であり、単純な部品交換では対応できない難易度の高い施工となりました。
施工中|はつり作業と精度が求められる工程
今回の工事で最も苦労したのは「はつり作業」※です。
既存のフロアヒンジBOXを取り出すため、周囲のコンクリートを慎重に削る必要がありました。
※はつり作業とは、コンクリートやモルタルを削ったり壊したりして、既存の部材を取り外したり、新しい設備を設置するためのスペースを確保する工事です。
フロアヒンジ交換では、床を一部削ってBOXを取り出し、正確な位置に新しい部材を納めるために欠かせない重要な工程となります。(下記写真)


はつり作業では以下の点が重要になります。
- 周囲の床材や仕上げを傷めないようにする
- 新しいBOXが正確な位置・高さで収まるようにする
- 水平・垂直の精度を確保する
この精度が甘いと、施工後にドアの建付け不良や異音の原因になるため、見えない部分こそ丁寧な作業が求められます。
また、交換後はモルタルでしっかりと固定し、耐久性と安定性を確保しました。こうした一連の工程を1日で完了させるには、経験と段取り力が不可欠です。
左が新しく施工するフロアヒンジ。右が古いフロアヒンジ(下記写真)

施工後|スムーズで安全な開閉へ改善
施工後は、ドアの動きが見違えるほどスムーズになりました。
途中で止まることもなく、閉まるスピードも適切に制御されるようになり、安全性・快適性ともに大きく改善しました。
エントランスは毎日多くの人が利用する場所だからこそ、「当たり前に使える状態」が非常に重要です。今回のようにフロアヒンジを適切に交換することで、その当たり前をしっかりと取り戻すことができました。
フロアヒンジは見えないけれど重要な役割

ここで、フロアヒンジに関する豆知識を少しご紹介します。
フロアヒンジは、ドアの開閉スピードや停止位置を制御する装置で、内部には油圧機構が組み込まれています。主に以下の役割があります。
- ドアをゆっくり閉める「クローズ制御」
- 指定位置で止める「ストップ機能」
- ドアのバタつきを防ぐ「安定性の確保」
しかし、長年の使用や水分の侵入により、内部のオイルが漏れたり錆びたりすると、これらの機能が正常に働かなくなります。
特に今回のように雨水が入りやすい構造のエントランスでは、通常よりも劣化が早まる傾向があるため、定期的な点検や早めの交換が重要です。
同じような症状でお困りの方へ
フロアヒンジの不具合は、以下のようなサインで現れることが多いものです。
- ドアの閉まりが速すぎる・遅すぎる
- 開けた位置で止まらない
- 異音がする、ガタつく
こうした症状が出始めたら、早めの点検をおすすめします。放置すると、部品交換だけでは済まず、今回のようにBOXごと交換が必要になるケースも少なくありません。
「まだ使えるから大丈夫」と思っているうちに、突然使えなくなることもあるため、気になる方は専門業者への相談が安心です。
🔧施工会社としてのこだわり
今回の工事では、単に部品を交換するだけでなく、長く安心して使える状態に戻すことを重視しました。
フロアヒンジ工事は見た目に変化が出にくい分、施工力の差が結果に表れやすい分野です。だからこそ、一つひとつの工程を確実に積み重ねることが重要だと考えています。
様々な不具合は、日常の「ちょっとした違和感」から始まることが多いもの。放置せず早めに対応することで、安全で快適な環境を維持できます。
熊本県や福岡県エリアでこのようなドアの不具合にお悩みの方は、お気軽にご相談ください。経験豊富なスタッフが、最適なご提案と確実な施工でお応えします。
工事概要
費用内訳(税込)

>この記事の担当者(執筆/監修)<
株式会社スマイクリエイト代表取締役/1972年5月 福岡県生まれ
・賃貸不動産経営管理士<登録番号(1)057435>
・三協アルミ(一新助家)加盟店
20代の頃は、水道メンテナンス業務を約6年経験、2003年(31歳)に老舗サッシ屋に入社。ガラス・サッシ・ドアの修理リフォーム業務に従事。その間、アパート2棟を新築、建築から修理まで住宅について様々な体験を通じ知識の習得、キャリアを積んでいく。
2019年5月にネット集客に特化したサッシ・ガラス屋ビジネスを創業。ネット集客ができる強みを生かし、集客から施工まで一貫して自社完結できるビジネスを成立させる。この事により、お客様へ、お得な料金、安心した修理リフォームサービスを提供できる仕組みを構築した。
より一層の顧客満足・従業員満足・社会貢献を目指し、トライ&エラーの毎日を奮闘中。
