玄関に設置するポストにはさまざまな製品がありますが、埋め込みタイプは見た目がすっきりしていて人気があります。
しかし、新築やリフォームなどで設置したものの、
「埋め込みポストをやめておけばよかった」
と後悔している方も少なくありません。
そこで今回は、玄関の埋め込みポストのデメリット・メリット、おすすめではないケースなどを詳しく解説します。
また、壁付けタイプとの違いについても解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
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ポストは大きく分けて2種類!「埋め込みタイプ」と「壁付けタイプ」の特徴と違い
新築やリフォームなどで、どのようなポストを設置すべきか悩んでいる方も多いでしょう。
ポストは多種多様な製品がありますが、設置方法によって以下の2種類に大別できます。
- 埋め込みタイプ
- 壁付けタイプ
では、それぞれの特徴を見ていきましょう。
埋め込みポストの特徴
埋め込みポストは、玄関横や門柱、塀に埋め込む形で取り付けるタイプのポストです。
デザイン性が高く、外観に溶け込みやすいのが特徴です。
また、建物の外壁と一体化させられるため、ポストが家の外観と調和しやすく、全体的に洗練された雰囲気を演出することができます。
壁付けタイプの特徴
壁付けタイプのポストは、外壁にビスで取り付けるタイプで、設置が簡単です。
壁付けポストは、シンプルなデザインから凝ったデザインのものまで多様なデザインがあり、取り付け位置の変更も可能です。
DIYでも設置できるため、「自分でポストを設置してみたい」と考えている方にも適しているでしょう。
埋め込みタイプのポストのデメリット
ポストはほぼ毎日使用するため、メリット・デメリットを調べたうえで、取り付けることが大切です。
ここでは、埋め込みポストのデメリットを解説します。
デザイン・色のバリエーションが少ない
埋め込みタイプのポストは、外壁や門柱に組み込むため、壁付けタイプのものと比較して、デザインや色の選択肢が限られています。
外から見てすぐにわかるようにポストを設置したい、かわいいポストを設置してアクセントにしたいと考えている方は、デザインや色の選択肢が少ないことがデメリットに感じられるでしょう。
虫が入りやすい
埋め込みタイプのポストは、壁面に穴があいている状態となるため、ポストの隙間から虫が入りやすくなります。
きちんと閉めていても、わずかな隙間から虫が侵入することがあります。
定期的な清掃や虫の侵入を防ぐための対策が必要になることが多く、虫が苦手な方は不快に感じるケースも少なくありません。
機密性・断熱性が悪化する
埋め込みタイプのポストは、設置箇所周辺の断熱材を抜かなければならないうえに、外壁に穴を開けることになるため、玄関周辺の機密性や断熱性が悪くなります。
ポストの周囲に隙間ができるとそこから室内の空気が逃げる、外気が入り込み、玄関を快適な温度に保つのがむずかしくなります。
また、玄関の断熱性・気密性の悪化は、住宅全体にも影響するため、住環境の快適性を重要視する場合は慎重に検討するのがおすすめです。
埋め込みタイプのポストのメリット
埋め込みタイプのポストは、玄関の壁に穴を開けることから、虫が入りやすくなる、断熱性・気密性が低くなるなどのデメリットがあります。
しかし、壁付けタイプにはないメリットもあるため、詳しく解説します。
家の中から郵便物を取り出せる
埋め込みタイプのポストのメリットは、家の中から直接郵便物を取り出せることです。
屋外と玄関がつながっている状態となるため、郵便物から受け取れます。
雨の日や寒い日でも外に出ることなく、快適に郵便物を回収することができるのが魅力でしょう。また、早朝や深夜なども、屋外に出る必要がないため一目を気にする必要がなくなります。
さらに、家の中に直接投函されるため、不在時に郵便物が盗まれるリスクを減らすことができ、セキュリティを重視する方にもおすすめです。
コストパフォーマンスが高い
埋め込みタイプのポストは、壁付けタイプのものと比較して、設置費用が安価な傾向にあります。
家を建てたり、リフォームしたりする際、ポストの設置以外にもさまざまな費用がかかるため、ポストにかける費用をできるだけ抑えたいという方には大きなメリットであるといえるでしょう。
埋め込みタイプのポストがおすすめではないケース
埋め込みタイプのポストは、郵便物を室内で受け取れる、盗まれるリスクが少ないなど、さまざまメリットがある一方で、デメリットもあることがわかりました。
ポストは一度設置すると、長年使い続けることが前提となるため、後悔しないように種類を選択することが大切です。
そこで、以下のとおり埋め込みタイプのポストがおすすめでないケースをまとめました。
- 豊富なデザインや色からポストを選びたい
- 断熱性や機密性を重視する
- 虫が苦手
- 気分で新しいものに交換したい
- 郵便物を屋外に取りに行くのが面倒ではない
以上のような条件に当てはまる場合は、埋め込みタイプよりも壁付けタイプのポストの方が適しているといえます。
ただ、埋め込みタイプのものでも、虫が入りにくいように工夫されているものや、気密性・断熱性が低くなりにくいものなどもあります。
そのため、ポストに求める条件を整理したうえで、いろいろな製品を見て選ぶのがおすすめです。
まとめ
今回は、玄関の埋め込みポストについて解説しました。
埋め込みタイプのポストは、家の中から郵便物を受け取れるなどのメリットがありますが、虫が入りやすくなったり、住宅の気密性・断熱性が低くなりやすかったりするデメリットがあります。
そのため、最近では壁付けタイプのポストが主流になりつつあります。
ただ、埋め込みタイプのポストにもメリットが多くあるため、ポストに求める条件や生活の様子をイメージしてどのようなポストにするべきか検討するのがおすすめです。
>この記事の担当者(執筆/監修)<
株式会社スマイクリエイト代表取締役/1972年5月 福岡県生まれ
・賃貸不動産経営管理士<登録番号(1)057435>
・三協アルミ(一新助家)加盟店
20代の頃は、水道メンテナンス業務を約6年経験、2003年(31歳)に老舗サッシ屋に入社。ガラス・サッシ・ドアの修理リフォーム業務に従事。その間、アパート2棟を新築、建築から修理まで住宅について様々な体験を通じ知識の習得、キャリアを積んでいく。
2019年5月にネット集客に特化したサッシ・ガラス屋ビジネスを創業。ネット集客ができる強みを生かし、集客から施工まで一貫して自社完結できるビジネスを成立させる。この事により、お客様へ、お得な料金、安心した修理リフォームサービスを提供できる仕組みを構築した。
より一層の顧客満足・従業員満足・社会貢献を目指し、トライ&エラーの毎日を奮闘中。