窓ガラス交換は高所作業でハラハラな現場でした。透明網入りガラス交換完了!

お役立ち記事(ブログ・施工実例)

窓ガラス交換を行った現場となります。階層は8階部分にあたるエレベータ室の窓ガラスを交換しました。高所作業の場合は、足場を組んで本格的に行う場合がありますが、足場代が高額になる事もあり、かなり本格的なガラス工事となります。出来るだけ安くガラスを交換して欲しいとのリクエストには、高所作業車を用いて工事を行う事がありますが、工事場所の高さや回りの環境条件も関係してきますので、条件が満たされればと言う事になります。

そして、今回は高所作業車や足場を組む事なくガラス交換を行いました。もちろん費用的には最も安くガラス交換を行える施工方法となります。

足場組みや、高所作業車が不要なのか、必要なのか?どの様なケースにより変わってくるのかについて説明していと思います。

と、その前に、せっかくですので8階部分の網入りガラスを交換した現場写真を数枚 撮影しましたので、よろしければご覧ください。

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窓ガラス交換、高所作業の施工例

このマンションを管理する会社様からお問合せがありました。「エレベーター室の窓ガラスが割れてしまったのですが、取替え見積りをお願いできますか?」この様な内容のご相談でした。お電話口だったので「エレベーター室と言う事ですが、割れている窓ガラスに手は届く所ですか?」とお尋ねすると「はい。手は届きますので、室内から作業は出来ると思います」との回答です。勝手なイメージでは、エレベーター室ってエレベータ本体の部分を移動させるロープが数本ある様な場所ではないのかな~”名探偵コナン”でなんか、そんな感じのシーンを見た事があったので先入観で「室内側から作業出来るかな~」と思っていました。現場に到着すると、ご依頼主様も到着されており、「あそこの部分のガラスです」とガラスが割れている箇所を指さされます。上記写真の白〇部分です。なるほどなるほど・・・なかなかの高さだな~と思いエレベーターで現場まで行ってみる事に。

確かに、普通の部屋になっています。エレベーター室と言うのか、この部屋にドアがありその向こうに”名探偵コナン”で見たロールが数本ありました。OK、OK、ここなら全然ガラス交換可能です。写真では既にひび割れた網入りガラスを撤去していますが、取り外す時はかなりハラハラしながら2名で作業を行いました。ガラスを落とそうものなら大変な事になります。網入りガラスなので割れたガラスを1つづず抜き取る事が困難でした。網でガラス同士が繋がっているからです。慎重に割れたガラスを撤去し、新しいガラスを取付ける準備を進めます。

新しいガラスがガラス吸盤が”ギュ”と効くので、サッシへの建付けも幾分安心して行えます。50キロぐらいの重量であればこの吸盤をセットしてガラスを持ち運ぶ事ができます。ガラスの回りにコーキングを充填すれば工事完了となります。ここまでで約7割の仕事が終わった感じです。

マスキングテープと言う養生テープをガラス部分とサッシ部分の両方に回してコーキング材で回りを汚さない様にしっかり養生を行って行きます。塗料とは違いますので、コーキング材が多少ガラスやサッシに付着してしまっても後で綺麗にする事は全然普通に出来ます。しかし、少しでも無駄な作業は行わない方が良いですからね。

コーキング材を充填し、”ヘラ”で余分なコーキングを切ったら、マスキングテープを外して作業完了です。仕上げの美装も行い引き渡しとなります。ただし、コーキング材が乾くまで1日以上は時間が必要です。それまでの間触らない様にお伝えし現場を後にしました。

足場や高所作業車が必要な、ガラス交換工事の環境とは?

今回の作業は、室内から手が届く範囲のガラス交換でしたので、特に足場や高所作業車は不要でした。足場代などかからない方がお客様としては助かりますよね。そもそも、足場が必要な現場と、室内から作業を行える現場ではどの様な条件の違いがあるのでしょうか?高所作業なので、梯子が届かない高さと言う前提条件で、大きく分けて3つの環境が考えられます。

室内から窓に手が届かない場所

室内から作業を行う場合、まずは窓に手が届く範囲でなくてはなりません。窓の前面に足場がない環境。階段のスペースや前面が空間・容易に移動できない障害物がある条件では室内に足場を組んだり、屋外に足場を組む必要が発生します。

室内側に押縁がない窓

サッシのタイプによってはFIX窓という窓が動かない”明り取り”の窓があります。窓を取り外す事もできません。このタイプの窓には”押縁”と言うサッシの押さえが枠と同化した感じで取付けられています。ガラス交換を行う時には、この”押縁”を外してガラスを設置するのですが、中には屋外側に”押縁”が取付けられている事もあります。ガラス交換は基本 押縁側からの作業になりますので、この場合は足場や高所作業車を用いた工事となります。

ガラスが搬入出来ない

ビルやマンションなどで大型のガラスを使用している時は、ガラスが室内から搬入出来ない為に、外からクレーンや高所作業車で室内側に運び入れる事もあります。エレベーターにガラスが乗せられない場合 且つ、非常階段からもガラス搬入が難しい場合がその条件となります。

まとめ

本日は高所作業を行った現場の写真と合わせて、室内からガラス交換が出来ない環境とは、どのような環境なのかについて考えてみました。今回はエレベーター室と言えども普通の部屋だったので足場も不要でスムーズな工事が出来ました。しかし”名探偵コナン”風のエレベーター室であれば窓に手が届かないので屋外から足場を用いた工事になっていた事でしょう。そうなると費用も倍以上です。高層の建物を所有されている方、管理されている方は、参考にされて下さい。

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